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当サイトは、以下のように「事務職への転職」「職業訓練」の2点について主に取り扱っています。
- 事務職への転職活動(主に中小企業)を行う際のお役立ちサイト
- 職業訓練について基本的なことからお役立ち情報、そして裏話を書いたサイト
詳しい事に関しては…「このサイト「ジムテン」について」
運営している人物は…「運営者情報」
お問合せ・ご要望は…「お問い合せ」
事務職ってあまり大変そうじゃなくて、しかも安定しているイメージですが、どうなんでしょう?
実際に就職活動をしていくと、そんなに甘くないという現実を目の当たりにすると思います。
甘くないと感じた方は、間違いなく「上手な就職活動のしかたを知らない」と言えます。
“何となく”就職活動をしているだけでは、事務職への就職を勝ち取ることは不可能でしょう。
反対に、しっかりと書類作成・面接などの対策をしていけば、事務職へ就職することもそこまで難しくありません。
ですから、このサイトではそんな
「事務職へ就きたいけど何をしたらいいのかわからない」
「面接もあと一歩のところまで行くんだけど、最後の一押しが欲しい」
「職業訓練でスキルを身に付けて就職を有利にしたい」
といった方への手助けになるよう作られております。
参考にしていただけたら幸いです。
事務職へはじめて転職する方は、転職活動の流れを知っておこう
応募したい求人を見つけて、書類作って応募して、面接受けて結果を待つ、というごく簡単な流れですが、やはり経験したことない人にはなかなかのハードルでしょう。
求人は主にハローワーク、チラシ、求人雑誌やフリーペーパー、転職サイト(Web)、店頭の募集POPなどから探します。
この「どこから応募したのか」を一般的に「媒体」と言います。
ハローワークに載っていた求人に応募した場合は、「応募媒体はハローワーク」ということになります。
このようなサイクルがうまく成り立っていかない、つまり経験不足やスキル不足で早々にお断りされたりするのであれば、職業訓練にて知識や資格の取得、あるいは就職活動のテクニックを身に付けると良いでしょう。
STEP1~2.求人を発見し、応募をする
応募経路は主となる3通りをご紹介します。
a.ハローワークから応募する
まずは3.までたどり着けば、あとは勝手に事が進んでいきます(笑)
ですから、なかなか応募の踏ん切りがつかない方は、まずはそこ(求人紹介担当者に応募の意思を伝える)を目標に頑張ってみましょう。
なお、ハローワークに出ている求人はネット上からでも見れます。
外部リンク ハローワークインターネットサービス
ただし、ハローワークに求職登録をしていなかったり、ハローワークの検索機で直接検索しないと細かいデータが見れない会社も存在しますのでそこだけは注意です。
また、ハローワークの上手な使い方は以下の記事にまとめておりますので、こちらも併せてお読みください。
b.転職サイトなどのWebから応募する
ご希望の雇用形態により使用するサイトは変わってきますが、やることはあまり変わりません。
サイトを開いてまずはご自身のデータを登録します。
もちろん無料ですので、気軽に登録が可能です。
登録したら、今度はハローワークと一緒で良さげな求人を探します。
良い求人を見つけたら、そのままWeb上でエントリーをかけます。
その際、専用フォームに志望動機などいろいろと入力する必要がでてきますので、できればスペースにめいっぱい入力します。
Webエントリーに関してのコツをまとめた記事もあります。
⇒ 転職サイトを使うメリット・デメリットとWebエントリーにおける3つのコツ
Webエントリーした内容が通れば会社から連絡があると思うので、面接に進みます。
その際改めて履歴書が必要な場合がありますので、Web上で個人情報等を入力したからといって応募書類が不要などという油断は禁物です。
ついでなのでおすすめのサイト(全て正社員)をご紹介しておきます。
外部リンク マイナビジョブ20’S
20代の方を対象とした登録サイトです。
こういったサイト全般に言えることですが、一般には非公開の求人も紹介していただけるチャンスがあるのが嬉しいところです。
さらにマイナビは、キャリアアドバイザーの方があなたの内定を自己分析から適正な求人紹介、書類添削などのまさに転職活動全般をサポートしてくれるため非常に心強いです。
当サイトでも自己分析の重要性はうたっていますが、どうしてもおろそかになってしまうところなので、自発的に行動を起こすのが難しい人に向いているでしょう。
もうひとつ。
事務といえば女性、ということで女性向けの転職サイトを。
外部リンク 女性のための転職サイト『とらばーゆ』
有名なサイトです。
地域ごとにページが作られていますので、ご自分の居住エリアをまず選択してください(リンク先のページの一番下にあります)。
何せ「女性のための転職サイト」と銘打ってますので、細かい条件を指定して検索できるのが強みです。
「駅に近いオフィス」「ジーンズOKなオフィス」などユーザーのわがまま条件で仕事が探せるフィット感の高いサイトです。
これらをはじめ、事務職に就きたい女性に向けたおすすめ転職サイトをまとめた記事もあるので、ご覧ください。
c.広告や求人誌など、その他の媒体から応募する
上記2つ(ハローワークとWeb)と違い、自分で直接会社に電話をかけるなどしてアポイントを取る必要があります。
応募方法に特別指定のない場合、メールか電話のどちらが問い合わせに適しているか?という論争も比較的多いですが、指示があればそのようにすることが前提で、基本は電話の方が良いです。メールは担当者が確認するまでのタイムラグが発生する可能性も高く、また失礼にあたると考えられていることも多いためです。
連絡を取ったら、「○月○日発売の<求人誌名>(あるいは、○月○日付発行の折り込み広告)を見てお電話させていただいている○×と申します。貴社に是非応募したいと思いご連絡差し上げました。恐れ入りますが担当者の方はいらっしゃいますか?」などと告げると良いです。
担当者に変わったら簡単に色々と聞かれると思います。
そこでとりあえず合うようでしたら指定日に履歴書を送るなり面接に出向くなり、指示に従ってください。
条件等が先方と合わないようであればそこで終了です。
STEP3.履歴書・職務経歴書・添え状の作成
上記で3通りの応募方法を簡単にご説明しましたが、いずれも企業とのコンタクトを取って面接のアポイントにこぎつければ、あとは書類を送ったり指定日に面接に行ったりと、考える間もなくやらなければいけないことが発生します。
まずは応募書類を作らなければいけません。
応募書類は履歴書、職務経歴書、添え状の3点です。
履歴書は手書きで書きましょう!
事務職への応募ならなおさらです。
志望動機と自己PRは応募者のやる気アピールの文言という性質上、じっくりと考える必要があります。
しかしあまり既存の大手サイトのものを参考にしてしまうと他人と被る可能性が高いため、自分の言葉で組み立てていく必用があります。
そして、志望動機や自己PRは、何も下準備なしで作ろうとしても不可能です。
自分のこと(自己分析)や会社のこと(会社分析)を知る必要があります。
まずはここから取り組みましょう。
STEP4.応募書類の郵送
応募書類を郵送をするにあたっても気を付けることは多いです。
また応募書類を持参しなければいけない場合もありますが、先方からの指示がない限りは持参はやめておいたほうが無難です。
STEP5~7.面接試験の連絡~面接および二次面接
基本的な心構えや身だしなみ、受け答えの対策を済ませておかなければなりません。
特に複数応募する場合は、きちんとスケジュール管理をして、面接をすっぽかしたりすることのないようにしたいものです。
わたくしは複数応募をおすすめしております。
理由はこちらの記事をどうぞ。
STEP8.お礼状~結果連絡
無事面接が終了しても油断せず、どうしても行きたい会社であればお礼状を送付すると良いでしょう。
面接が終わってその日のうちに出すのが最も効果的ですので、あらかじめ作成しておくのも一つの手です。
さらに、面接を受けた際に手ごたえの有無をきちんと感じ取って次につなげることが重要です。
思ってたよりずいぶん短い時間で終わってしまったな、と思えばおそらく「お祈り」(不採用)でしょう。
一般的に不採用の際に企業側が出す手紙やメールに書いてある「○○さんの今後のご検討をお祈り申し上げます」という定型句で終わっていることが多いため、いつの間にか不採用になったことを「お祈りされた」などと呼ぶようになりました。
と割と真面目に解説書こうとしてたらwikipediaにお祈りの項目がありました(笑)
最初から面接試験なんてうまくいくはずがありません。
まずは練習と思い、自分の受け答えなどの相手の反応を確かめたりするなどの「様子うかがい」という気楽な気持ちで行くことも大事です。
そしてダメだと思ったら気持ちをさっさと切り替え、結果を待たずして次の求人への応募に着手することが望ましいです。
内定をもらったらまずは喜びましょう(笑)
迷っている会社は大いに迷ってください。周りに相談して決めるのもありです。
あなたの一生がかかっているかも知れないのですから。
ただちょっと条件が気に入らないからといって辞退ばかりすると、行ける会社がなくなってしまいますのでほどほどに。
事務職への転職をどう捉えていますか?
2018年4月現在、ひとことで言えば就職市場は上向いています。
数年前よりも転職はしやすくなったと言えます。
ですが、それはあくまで人の足りていない職種のお話。
このサイトで主に取り扱っている「事務職」は、決して転職しやすいとは言えません。
「有効求人倍率」という、「1人あたり求人がどれくらいあるのか」を数値で表したものがあります(厚生労働省が毎月末に発表しています)。
例えば「有効求人倍率」が2.0としますと、1人につき2枚の求人があるということです。
つまり、この「有効求人倍率」の数値が高ければ高いほど、求人がたくさんあるということになります。
例えば営業系ならばおおよそ2.5倍くらい(求人が1人につき2枚半ある)で、IT系ならば約8倍くらいとなっています。
もちろんこの数値は季節や年により変動しますし、また地域によっても変わってくる数値です。
しかし事務系だけは一貫して0.3倍前後なのです(2018年3月現在では、なんと0.2倍)。
つまり事務職を希望している人が100人いても、30人しか事務職に就けないということです。
「楽そう」だとか「働きやすそう」というだけのイメージが先行しており、人気なことが要因のひとつでしょう(需要が多い)。
企業側の視点から見ると、事務員はたくさんの人数を裂けるポジションではなく、また退職者も少ない傾向にあるため、求人自体もそんなに多くないのです(供給が少ない)。
ですから、あなたが仮に「ただなんとなく事務職って楽そうだから応募してみた」とか、とりあえず受け答えもあまり考えずに面接を受けた…というような就職活動では、事務職として働くことは夢のまた夢になってしまいます。
多くのライバルは主に2つのスキルを身に付け、就職活動に挑んで採用を勝ち取っています。
まずひとつは職業スキルで、事務職に必要な知識、技能(簿記やパソコンなど)。
もうひとつは応募書類の上手な書き方や面接の回答方法などといった、就職スキル。
採用されるライバルはこのような職業スキルや就職スキルが高い人たちばかりです。
特に中途採用ではじめて事務職へ転職を希望している方や、前職が引く手あまたの職種(接客や介護など)であれば、就職活動にあまり不自由したことがないと思われます。
そのため、この就職スキルがかなり不足している傾向にあります。
また、ライバルの中には事務職の経験者も数多く就職戦線に参戦しています。
経験者はそれだけでかなりの強みとなり、就職活動を有利に進めています。
あなたが書いた応募書類や、あなたが面接で回答した内容で、他のそういったライバルを差し置いてまで採用するメリットが企業側にありますか?
「自分を雇うメリットがない」と感じた方は、次に応募する企業に向けてすぐに対策を取りましょう。
終わってしまったことを後悔しても仕方ありません。
反省・分析して、次に活かせることができればいいのです。
ここまでお読みいただいて、採用が勝ち取れなかった方はやることは見えてきましたか?
職業スキルと就職スキルを向上させ、企業に応募をしていけばよいのです。
この2つのスキルは独学で身に付ける方法と、職業訓練を受ける方法があります。
番外1 独学で職業スキルを身に付ける
番外2 職業訓練を受け、両方のスキルを身に付ける
番外1 独学で職業スキルを身に付ける
事務職へはパソコン、簿記などのスキル(資格)があれば強いです。
パソコンはExcelがかなり重宝されますが、Wordとセットで取得しましょう。
参考 事務職でWordよりExcelが重宝されるのはなぜ?
参考 求人票にハッキリ書いて!事務職でパソコン(Word・Excel)はどこまでできればいい?
番外2 職業訓練を受け、両方のスキルを身に付ける
独学で職業スキルを身に付けるのが難しい方は、職業訓練を受けてみるのも良いでしょう。
教えることに精通したプロが授業を展開し、資格取得まで導いてくれます。
職業訓練は再就職が目的とされた制度ですので、就職支援があります。
そのため履歴書や職務経歴書の作成方法や、面接の受け方といった就職スキルも身に付くため、訓練を受ける前より数段レベルアップできます。
当サイトでは職業訓練について詳しい筆者が、かなり詳しく記事にしております。
ご興味を持たれた方は是非以下のリンクよりお入りください。
参考 職業訓練
自分の適性を知りたい
自分が本当に事務職に向いているのか、またはどんな仕事に向いているのか…
こういったことってなかなか知る機会はありません。
ハローワークや関連施設でも一般職業適性検査を受けられます(詳しくは検索してみてください)。
例として愛知県で受けられる場所のリンクを貼っておきます。
外部リンク あいち労働総合支援フロア
または、Web上で受ける方法もあります。
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一応わたくし自身も受けてみた結果がありますので貼っておきます。
こんな感じで細かく結果が出ますので、進路や適性を迷っている方におすすめしたいです。
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もちろんこの結果等をもとに、独自求人とのマッチングもありますので転職活動にはもってこいのサイトとなっています!
さいごに
色々な記事を書いておりますので、お時間の許す限り、ぜひとも隅々までご覧いただければと思います。
転職活動がはじめての方には、最初の一歩の踏み出しの手助けを。
活動を進めている方へは、いつもと少し違った視点で就職活動を進めていけるのではないかと思います。
このサイトが少しでもあなたの就職活動ライフのお役にたてたらと思います。
ハローワークとまた別に、こういったサイトも使用して幅広い媒体を活用していくことが早期就職のカギでしょう。