面接対策、準備(5)─面接試験での質問集2(仕事・会社について)

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前回の記事では、面接試験で主に自分自身のことについて質問された時の対策でしたが、今回は志望する会社に対してと、あなたの仕事そのものの価値観、つまり「会社と仕事」についての記事になります。

また、給与や入社可能日などの希望を聞かれることもありますので、併せてこの記事にて解説をします。

重要度の高い、よく聞かれる可能性の高い質問から対策をしておくと良いでしょう。
青字は最重要質問ですので、時間がなくとも対策はしておいてください。

 

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志望会社に対して

・志望動機をお聞かせ下さいicon-tags 重要)
志望動機の記事(カテゴリリンク)を参照。

 

・何故この職(事務職)を志望したのですか?icon-tags 重要)
経験者にはされない質問です。逆に言えば未経験者にはかなりの確率でされる質問でもあります。
前職が販売だったのになぜ今回事務にしたの?といったような感じです。
論理的につじつまがあえば問題はありませんが、「楽そう」「なんとなく」「土日休みだから」というような回答しか導き出せないようならばもう少し考えなければいけません。
企業が重要視している最重要質問の1つですので、詳しくは別記事も合わせてご覧いただければと思います。

【例文有】面接で聞かれる「なぜ事務職なのか?」への回答
事務職が未経験の人には避けて通れないのがこの質問。筋の通った回答が必要になります。「楽そうだから」はダメですよ(笑)

 

・他にどこか受けている会社はありますか?icon-tags 重要)
万が一内定を出したときに、内定辞退のリスクを確認しています。
本当は併願中の会社があるのにもかかわらずよく「ありません」と答えている人が多いですが、万が一受かった後に実は第一志望ではない場合、辞退する際に非常に心苦しいです。
「御社が第一志望です」くらいにソフトに答えておきましょう。

ちなみに最近ですと、同時並行に就活しているのが当たり前という風潮です。

同時に就職活動をすることに関して恐れ多いと感じている方や、本命以外の内定を辞退したいなど、同時並行に関して詳しいことを以下の別記事にて書いておりますのでよろしければご一読ください。

事務職への転職活動は複数応募で!単数応募のデメリット5つと内定辞退の仕方
複数応募は思っているより重要だったりします。また複数応募していくと避けられないのが内定の辞退。こちらも併せてご紹介。

また、似たような質問で「どっち(どれ)が第一志望?」というものがあります。

ここで正直に「特に決めてません」では熱意が疑われてしまいます。

実際にそう答えてしまったことが原因かわかりませんが、不採用になった方がいらっしゃいました。

 

・当社に入社した際の今後のキャリアプランをお聞かせください
キャリアプランは、「その会社での将来の夢」と置き換えることも出来るかも知れません。
将来像を描けているかどうかが質問の焦点でしょう。

その会社で○年後にどのようなポジションになっていたいかを明確に語ることが出来ればOKです。
例:「入社半年で何でも任されるような万能な事務員になっていたいです。」

なお正社員の質問っぽいですが、パートでも聞かれる可能性があります。
パートでキャリアプランて(笑)

 

・当社がどのような商品(又はサービス)を提供しているかご存知ですか?
質問の意図は、当然ながらやる気や意欲の確認でしょう。

この質問に限らず、このようなYes/Noで答えられてしまうような質問は結構ありますが、必ずYesかNoだけで答えて終わらないようにすることです。
Yesであればどんな商品(サービス)を提供しているのかをざっくりと答えられることが必要です。

逆に知ったかぶって答えすぎるとどんどん突っ込まれて答えに窮しますので、触り程度でOKでしょう。

Noであれば「大変申しわけありません、勉強不足できちんと把握しておりません」と丁寧に答えます。
まあこの時点で落ちるでしょうけどね…

 

・この業界のことをご存知でしょうか?/この職業はどんな仕事か知ってますか?
上記の質問と性質は似ています。

主に税理士事務所や会計事務所、社会保険労務士事務所などの事務所系で聞かれる可能性がある質問です。

「社労士ってどんなことをしてるかご存知ですか?」というような感じです。
知っている限りで落ち着いて答えましょう。

 

仕事に関して

・仕事で何を大切にしていますか?
採用した際にどのような働き方をするのか参考にする質問です。
定時であがるだとか給与・報酬等の待遇などを答えるようではいけません。

人により色々な信念等をお持ちでしょうが、対人関係、人の役に立つだとかそういったものを理由やエピソードを交えて答えましょう。

これはある意味「自分の得意なことやこれまでの会社で身に付けたもの」がそのまま答えになるでしょう。

 

・仕事のやりがいや喜びはありますか?
上記の質問と似ていますが、絶対にしてはいけない回答は「生活のため」「給料を稼ぐこと」というようなものです。

それは誰しもがそうだからです。

「お客様の笑顔を見たときにやりがいを感じる」「目標数値を達成した時」「何事もなく仕事が円滑に回っているとき」などなど。

 

希望に関して

・現在の月収と希望の月収はどれくらいですか?
在職中の方は、現在の月収は素直に答えて良いでしょう。

離職中の方は現在の月収は聞かれないと思います(笑)

希望の月収は、現在の月収または前の会社でもらっていた給与よりも下げて告げます。
または「求人票に記載の額の最低ラインで結構です」など。

経験者や家庭もちの方に聞かれることが多い質問です。

 

・残業や休日出勤はできますか?
これは完全にご自身の希望によります。

嫌だと思えば「申し訳ありませんが少し難しいようです。」「求人票に記載されている範囲であれば対応が可能です。」としておけばいいですし、可能ならば「大丈夫です。」などとしておけば良いです。

逆にこの質問がされるということは残業や休日出勤を要求される可能性が相当高いですので、無理して入社しても後々自分の首を絞めることになってしまいます。

断った場合採用は見送られるでしょうが、これは仕方ありません。
希望と違うのですから「縁がなかった」と思っておくしかないでしょう。

断るときは単に「嫌」だけ告げるのではなくて丁寧に断る、これが大切なことです。

 

・いつから入社できますか?
在職中であれば出来る限り最短の日付を選択し、そうでなければ即日出社可能という旨を伝えるべきです。
「明日からでもOKです」と回答して面接官の笑いを誘っていた人もいました(本人は笑わせるつもりはなかったでしょうが)

よほどのことでない限りは日付を指定してはいけません。
やる気・熱意の有無に繋がってきます。

 

終わりに

今回取り上げた質問は、自己分析のほかに会社分析が必要な質問が多いです。
就職活動においてはいずれも大事なことなので、しっかり行っておくことが望ましいです。

別記事にて詳しい解説に誘導してある質問は、最重要項目ですので時間がなくとも押さえておきたい質問です。

合わせて他の質問集もご参照いただければ、面接の対策はばっちりでしょう。

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