子どもは預けて通える?金銭的補助はある?職業訓練と子どもの関係 | ジムテン <事務職転職お助けサイト>

子どもは預けて通える?金銭的補助はある?職業訓練と子どもの関係

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職業訓練に通いたいと考えている子育て中のお母さん(お父さんもいるかも)が気になるのは、訓練中の子どものこと。

預けて訓練に通えるのか?子どもが就職に影響しないか?など心配な点も多いでしょう。

特に事務系の訓練では、小さなお子さんがみえる女性が非常に多く通われます。
わたくしもそのような事務系の訓練に携わる身として、お子さんのことでいろいろ苦労されているお母さん方をたくさん見ています。

ここでは、職業訓練と子どもの関係についてお話をしていきます。

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職業訓練を受講している間の子どもの預け先は?

保育園・保育所を利用する

認可保育園の場合

一般的に子どもを認可保育園に入れるためには、仕事(就職)をしていないと難しい場合がほとんどです。

しかしこれは実は職業訓練に通っていれば、仕事をしていることと同等となり、保育園に預けられる条件をクリアできます。

訓練校に「在学証明書」などの書類をもらい、園や役所に提出をすることで通園ができるようになります。
在学証明書は自治体から決まったフォームのものを渡されたり、任意のもので構わないというところもあります。
これとは別に、カリキュラムのスケジュールなども添付する必要があるところもあります。

icon-exclamation-triangle 注意
条件や必要書類はお住まいの地域によって変わります。自己判断はせずに、必ず自治体にご確認下さい。
またこの条件はあくまで「職業訓練」というくくりのみに有効であり、単なるカルチャースクール等では預けられる要件を満たさないことがほとんどです。

ただ、訓練が終わった段階で就職が決まっていないと、保育園を退園させられることがほとんどです。
これは3か月コースの職業訓練でも容赦ありません。
勉強をしながら就職も決めて…という行動を、家事や育児をしながら、かなり短い期間で行っていく必要がありますので、はっきり言ってものすごく大変です。

ハローワークをはじめ、求人サイトや求人広告など、いろんな媒体を利用しましょう。
また訓練校に在籍する就職支援の担当者も上手に活用しましょう。

とにかく利用できるものはしっかり利用して、なんとか就職を決めたいところですね。

認可外保育園の場合

認可外の保育所や託児所に預けるというのもひとつの手です。
こちらは就職の制限はありませんが、やはり費用的な意味ではかなり負担が大きくなってしまいます。
この場合に利用したいのが、「求職活動関係役務利用費」です。
これは、就職活動のためにお子さんを預けた費用を国から補助してもらえるという制度です。

近年ではこのような制度もできましたので、上手く活用してみましょう。

親や兄弟等に面倒見てもらう

これができれば一番楽です。

事前にお子さんの面倒を見てくれる方にしっかり確認しておきましょう。

のちのち、就職をするということを考えても、身内の方に預けられるのならばそれに越したことはありません。

夫婦ともに地元から遠く離れた地に住んでいる…などですと不可能ですが…。

託児サービス付の職業訓練を探す

職業訓練中、お子さんを無料で預けられるコースが存在します。

託児施設を直営で運営している学校と、訓練校の近く(あまりに遠いところは提携の申請が許可されないはず)の保育所と提携しているところもあります。

職業訓練校が託児サービスを提供できると訓練の開講に有利になるため、近頃は託児サービス付の訓練がかなり増えてきました。

詳しくはハローワークに問い合わせてみましょう。

ただ問題なのは(後述しますが)、訓練が終わったらお子さんを預けられる場所が確保できるかということです。
託児サービスに頼りっぱなしで訓練が終わったら預けられないので就職ができません、では訓練を受ける意味がありません。

職業訓練中の金銭的な補助はある?

主に、以下に挙げる3つでしょう。

雇用保険(失業手当)

直近で雇用保険に1年以上加入していなければならない、という制限がありますが、失業者の大半が利用している制度です。

以下のような手当てが、訓練開始から修了まで支給されます。

基本手当(前職の給料により決定)+交通費(最短ルートで支給)+受講手当(1日500円)

「すぐにでも働ける」という条件で支給されますので、訓練を休んだりすると、休んだ理由によってはその日の支給がカットされてしまいます。

欠席した場合の手当てについては、以下の記事に詳しくまとめております。

雇用保険(失業手当)を受給しながら公共職業訓練へ通っている方は、万が一休んだら手当てがどうなるか気になるところ。そんな疑問を一挙解決?

職業訓練受講給付金

上記「雇用保険(失業手当)」がもらえないという方は、この「職業訓練受講給付金」がもらえる可能性があります。

もらえる額としては月に10万円と、訓練中の交通費が支給されます。

といってもかなり要件は厳しいため、仮に簡単な例を挙げますと…配偶者がいらっしゃるとかですとまず手当はもらえないでしょう。

自分が主たる生計者であり、かつ収入や持っている金融資産が一定未満である…などとかなり厳しい条件をクリアする必要があります。

具体的な条件は以下。

  1. 本人収入が月8万円以下
  2. 世帯全体の収入が月25万円以下
  3. 世帯全体の金融資産が300万円以下
  4. 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
  5. 全ての訓練実施日に出席している(やむを得ない理由がある場合でも、支給単位期間ごとに8割以上の出席率がある)
  6. 世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
  7. 過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない

訓練中に気を付けるのは「5.全ての訓練実施日に出席している」です。

例えば私用で2時間遅刻したとしますと、その月のお金が全く支給されません。
厳しいとは思いますが、何もないところからお金がもらえていると考えれば当然であるという意見もあります(わたくしは厳しいと思います(笑))。

詳しくは公式(厚生労働省)をご覧ください。

外部リンク 職業訓練受講給付金

求職活動関係役務利用費

上でも少し書きましたが、就職活動中にお子さん関係でかかった費用の一部を国が負担してくれるという、比較的新しい制度です。

たとえば「託児所に子どもを預け、面接に出向いた」などです。
主に認可外保育所などを利用している方に役に立つ制度ですね。

就職活動中というくくりはありますが、職業訓練を受けている間も就職活動とみなされます。

icon-exclamation-triangle 注意
この手当をもらうには、「雇用保険(失業手当)の支給対象である」という前提条件があります。

詳しくまとめた記事は以下になります。

平成29年より新たに施行された、子育て中の方にはありがたい制度。せっかくなのできちんと把握して利用してみませんか?

ちなみに公式(厚生労働省)は以下のリンクをご覧ください。
外部リンク 求職活動関係役務利用費
※リンク先はPDFファイルです。

子どもの関係で欠席しすぎると?

お子さんの関係というくくりではなく、職業訓練のルールとして、出席率が8割を切ると退校となります。

特にお子さんのみえるかたは、お子さんが熱を出したりして看病の必要が出てくるため、欠席しなければならないということが多いです。
このような理由でも、欠席時間として容赦なくカウントされてしまいます。
自分のこと以外で欠席しなければいけないのは、なかなか歯がゆいものがあります。

さらに上記「職業訓練受講給付金」の方は、もらった給付金を返還しないといけないこともあります。

一番の問題は、訓練が終わって就職できるのかということ

保育園の空きなど、子どもの預け先はきちんと確保

職業訓練は、最終的には就職を目指すための制度です。

上でも書きましたが、子どもを預けて訓練に通っても就職ができなければ意味がありません。

職業訓練は万能ではありません。
期待しすぎる人もいらっしゃいますが、職業訓練を受けたからといって必ずしも就職できるというものではありません。
スキルや資格を身につけてもすぐに就職できるようにはならないし、また子どもの問題が自動的に解決できるわけでもありません。
就職活動をしっかりとする必要があります。

この「就職活動」には、「子どもの預け先を確保しておく」という意味合いも含んでいます。
さらに、職業訓練は報告期限内(たいてい訓練修了後90日以内)に就職をしなければいけません。

ですから、ご自分が訓練を終えて報告期限内までに子どもが預けられるのか、保育園の空きはあるのか…という「報告期限内までに就職ができる」環境であるかどうかはきちんと確認する必要があります。

これを怠ってしまうと、「訓練を受けても子どもがいるので報告期限内に就職できません」となり、無駄に制度を利用したととられてしまっても文句は言えないでしょう。

なお、託児所つきの会社は現状ほとんどないため、ここに期待をしても空振りに終わってしまいます。

ほかに面倒が見れる人がいないと敬遠されてしまうことも

たとえば子どもが風邪をひいて自分が面倒を見ないといけない…という方ですと、必然的に会社を休む必要があります。

それが続いてくると、会社の人たちもいい顔をしませんよね。

会社側からしたら、しょっちゅう休まれる人間を採用したいとはあまり考えません。
ですので、そのような人たちを採用しないという傾向にあります。

ほかに子どもを面倒見てくれる人がいない…という方は、正社員よりも欠勤に多少フレキシブルなパートタイマーなど、雇用形態なども見直していく必要もあるかもしれません。

このあたりのことは、訓練を受ける以前の問題なのです。

お子さんがみえる方の就職の難しさについては、以下にまとめてありますのでご一読ください。

お子さんの年齢で変わってきますが、小さなお子さんがお見えの方は就業自体が厳しいでしょう。これが現実。
お子さんがきちんと預けられ、有事の時も大丈夫という方限定ですが、意外と思ってるより不利にならないもんです。

マザーズハローワーク・マザーズコーナーを利用してみる

子育て中の方の就職活動を支援してくれる施設があります。

それが「マザーズハローワーク」です。

各都道府県に必ずあるとは限らず、数も少ないのであまり知られていないようです。

また、ハローワークのいちコーナーとして「マザーズコーナー」を設けているところもあります。

いずれも担当制で親身に相談に乗ってもらえるのがポイントです。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

外部リンク マザーズハローワーク・マザーズコーナー(厚生労働省HP)

転職サイトも上手に活用しよう

職業訓練+家事・育児だけでもかなり大変なのに、それに加え就職活動もしなければいけません。

実際にやっている人からは「ものすごく大変」という意見ばかりです。

就職活動としてハローワークに行くと欠席になるから授業に置いていかれてしまう…ということのないように、転職サイトを上手に活用しましょう。

転職サイトをまとめた記事がありますので、そちらをご覧ください。

上が「職業訓練生」におすすめのサイトで、下が「事務職を目指す女性」におすすめのサイトです。

職業訓練に通っていると、就職活動の時間がなかなかとれません。転職サイトを使えば就活の時間を大幅削減!職業訓練生じゃない方にもおすすめの厳選サイトたちです。
事務職は倍率が高く、転職するのは簡単ではありません。そのためいろんな経路で応募していくことが必要でしょう。事務職に就職したい女性におすすめな転職サイトをまとめました。

終わりに

まとめますと、

  • 訓練中の預け先(保育園・身内など)を確保する
    • 託児サービスつきの訓練もある
  • 訓練中の金銭的な補助もある
    • 雇用保険
    • 職業訓練受講給付金
    • 求職活動関係役務利用費
  • 訓練が終わってから期限内に就職できるかも重要

ということです。

しっかり制度を把握したうえで活用していけば、こんなに素晴らしいものはありません。

しかし逆に何も考えずになんとなく訓練に申し込んだりすると、あとでご自分が困ることになりますし、訓練校にも迷惑がかかってしまうこともあります。

上手に活用していきましょう!

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