近年、ハローワークの求人に「リフレッシュ求人」と書かれたものが増えてきました。
ハローワークのWeb求人でもこのような表記は出てきますし、実際にハローワークに行くと「リフレッシュ求人特集」みたいなコーナーが設けられているところもあります。
さて、このリフレッシュ求人とはいったいなんでしょう?
リフレッシュ求人とは、条件の変更があった求人
間違ってもリラクゼーションサロンの求人とかではありません(笑)
リフレッシュ求人とは、最初に出ていた条件から変更があった求人のことを指します。
変更といっても、求職者にとっては有利な条件に変更されたもののことです。
最初に求人が出た時よりも、
- 月給が10,000円アップしている
- 時給が20円アップしている
- 昇給が少し増えている
- 賞与の額が少しあがっている
など、賃金面での変更が多そうです。
なぜリフレッシュする必要がある?
答えは簡単で、求職者からの応募がなかったということです。
つまり賃金等に問題があって応募がないのでは…と推測されたということでしょう。
安易な発想素晴らしいと思いますが、応募がない原因はほかのところにあったりして…(笑)
実際、交通の便が悪いところなんかは無条件で応募者が減りますし、あとはハローワーク職員の間でも広まっているような悪名高い会社(いわゆるブラック)であれば、条件をいくら釣り上げても無駄といえます。
それはさておき、確かにリフレッシュしたほうがよさげな求人も多く存在します。
「この条件で応募が来ると思ってるの?」みたいな、さすがに求職者を舐めているとしか思えないような求人も結構あります(笑)
たとえば正社員で総支給額が13万円台とか、正社員なのにボーナスが無いとか、休みが80日くらいしか無いとか…
ある意味ブラック企業であることを自ら宣言しているとも取れるので、潔いといえば潔いですが(そんなわけない)。
リフレッシュ求人は、ハローワークが特に力を入れている
実際にハローワークの担当者に聞いた話ですが、このリフレッシュ求人は、ハローワークが特に力を入れている求人で、要はおすすめの求人とのこと(地方によると思いますが)。
条件が変更されているということは、「それまで応募がほとんどなかった」ということは上で書いた通りです。
つまり狙い目の求人とも言えそうです。
ただ上でも述べたとおり、応募がなかったということは、もともとブラック体質の会社の可能性も十分に考えられます。
見極めは慎重に行いたいところです。
求人の見方や、企業の見分け方をまとめた記事も書いておりますので、こちらもご覧いただければと思います。

終わりに
まとめますと、
- リフレッシュ求人とは、求職者に有利な条件の変更があった求人のこと
- いままで応募がなかった求人なので狙い目だが、ブラックの可能性もある
ということです。
ハローワークの職員に応募したい会社の評判を聞くなど、慎重に見極めて応募をしてください。
コメント