職業訓練修了後に就職しない(できない)場合はペナルティがある?

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職業訓練を修了したときに気になるのが「規定の期間内に就職できなかったらペナルティとかあるのかな?」というようなことだと思います。

「ペナルティなどない」というブログが多いのはわたくしも難色を示していたところですが、最近になって公的機関に勤める知人からリアルで「そういうブログが多すぎてちょっと…」と相談いただきました。

色んな記事で取り上げた内容ですが、総まとめの意味も込めて、わたくしの今までの経験公的機関の立場に立った内容に加え、徹底的に調べつくした内容を加味して本気の記事を書いてみたいと思います。

あと当サイトの「ペナルティはないけど…」的な記事がYahoo検索のトップに来てるのも微妙にまずい(自業自得)。

受講生への忖度は一切無しの辛口記事です。読まれて不快になられても責任は取れません…

 

 

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訓練修了後に就職しない場合も、就職できない場合もペナルティはない

まず検索してこの記事にたどりついた方はほぼ安心するであろうこの情報です。

就職ができなくても、またはしなくてもペナルティなどは発生しません。
これは確かに事実なので書いておきます。

だからと言って安心してはいけません。

たくさん就職活動を行って就職できなかった場合はしかたありません。
しかし最初から就職する気がなくて就職しなかった場合は…まあ特に何かあるわけではありませんが、人間性としては疑問です。

 

 

職業訓練は公的な資金が投入され、運営されている

職業訓練は、税金や雇用保険など、「公的資金」で運営されています。

仮に、定員20名のクラスがあったとします。

そして、この20名の全員が就職する気がなくて、就職しなかった(できなかった)とします。

するとどうなるでしょう。

「就職しない人ばかりの訓練など不要」
「税金の無駄遣い」

こんなことを言い出す人が出てくると思いませんか?

確かに、就職できなかった(しなかった)ことによる、ご自身のペナルティはありません。
しかし同じように「就職しなくても別に平気!」などと考える人たちばかりですと、やがて訓練はなくなってしまいます。

訓練がなくなると、訓練校の運営が苦しくなり、倒産などが起こりえます。

「訓練校にお世話になった」と思うのであれば、就職はきちんとすべきでしょう。

また訓練校側もそのような公的資金をいただいて、運営が成り立っています。
訓練校も受講生も「公的な資金で恩恵を受けている」ということです。

ですから「就職しなくていいですよ」なんて中途半端な真似はできません。できないはずです。
学校の信頼が失われ、次の訓練の開講ができなくなる可能性があるからです。

 

 

何よりも、本当に困った方々が利用できなくなる可能性もある

職業訓練で「就職」という成果がでなかったら、きっと国のお偉いさんはこう考えるでしょう。

「成果がないのなら税金の無駄である。訓練は廃止しよう。」

そうなるとこの先、本当に訓練が必要な人たちが受けようと思ったときに、訓練が受けられなくなる可能性があるということです。

よく某知恵袋とか体験談ブログにこのようなことが書いてあります。

「就職は別にする必要はない」
「適当に活動してるとか報告しておけば良い」

これは甘すぎます。自分さえ良ければという考えではいけません。
職業訓練という制度が消滅するおそれもあります。
最近本当にこのようにうたうブログ等が増えてきています。

「報告書類さえ出せばあと何も言われないから大丈夫」などと書いてあるブログもありますが、全然そんなことはありません。

連絡がつかない訓練生の方には普通に自宅に訪問して書類を取りにいきますし、出校日と称して学校に報告に来てもらっているところもあります。

そこで就職ができるように指導が入りますし、何より定期的に学校とかかわりを持たせるといった、いわば監視をしているということです。

 

 

嫌なら訓練という制度を利用すべきではない

「就職なんてしなくても良い」
「報告は適当にかわしておけば良い」
「学校の指示・指導など受けずに自由に就活をやりたい」

もし訓練前にこのような考えをお持ちであれば、職業訓練という制度を利用するべきではありません。

職業訓練は、就職という対価と引き換えに授業が受けられるのですから。

就職は相手(企業)あってなので、就職できないのは仕方ありません。
しかし就職に向けて努力はすべきです。

「訓練に入ったけど応募先がなくて…」などと言う方もいらっしゃいますが、これはリサーチ不足の何物でもありません。

訓練を申し込む前に、訓練で取れる資格を取ったと仮定して求人検索をし、5つ程度は応募ができる求人がないのであれば、その訓練を受けることは適切ではないでしょう。

 

 

終わりに

まとめますと、

  • 規定の期間内に就職できなくてもペナルティはない
  • しかし公的な資金が使われているので、就職を前提で申し込むべき
  • 就職者が少ないと訓練がなくなる可能性もある
  • 学校側からの縛りが嫌なら訓練を利用しないほうがよい

ということです。

お世話になったのであれば、きちんと就職すべきですし、就職に向かって行動をするべきかと思います。

コメント

  1. むらた より:

    公共職業訓練ですが、10年ほど前に一度受講したことがあります
    都合により職を失い失業保険を頂きつつ求職中なのですが、ハローワークに通った際に当時のことを思い出しました
    精神的にも少しゆとりが欲しいため二度目の職業訓練の応募を考えております
    そこで、お詳しいと思いますので下記の2点についてわかりますでしょうか

    1.二度目だが受講可能なのか、
    可能な場合は、一度目と似たようなコースだとダメなどのルールはあるか
    2.ハローワークには受講記録が残っていると思いますが、委託先にもその情報はしっかり共有されるのか(一度目に受講した具体的な期間をよく覚えておらず、意図せず虚偽報告になるかもしれませんので…)

    もうブログを更新していないかもしれませんが、もし見かけたらお返事いただけると嬉しいです

    • むらた より:

      早速返信いただきありがとうございます、大変助かりました
      もう一度がんばってみようかと思います

  2. jimusniper より:

    コメントありがとうございます。
    職業訓練のことは現時点では書ききったかな、ということで更新はしておりません(要はネタ切れ)。
    新しいネタが出来たらゆるりと記事を書く予定ではあります。
    またコメントはしっかり通知が来ますので、すぐにご対応が可能です。

    さて本題にうつります。

    1.二度目の受講は可能です。
    前回の訓練修了日より1年が経過していれば、受講が可能です。
    似たようなコースでも受講はできます。要はハローワークが「訓練受講が転職において必要かどうか」を判断しますので、そこをクリアできれば良いです。
    以前取得した内容も、10年たてば忘れていることもあり、さらに検定試験の内容も変わっていることも多いですから、余程でなければ受講は可能と思われます。
    ただしこの判断基準はあいまいで、ハローワークごと(下手すると担当職員ごと)に異なりますのでやっかいです…

    2.受講記録は残っていますが、委託先には共有されません。
    余計なデータは選考の判断材料にされてしまうため、共有されないのが通常です(悪評や犯罪歴等は覗く)。
    もしも不安でしたら、当時の委託元(各種専門校やポリテク、求職者支援機構など)に尋ねていただきますと、データが残っていれば過去の具体的な訓練期間を教えてくれるかもしれません。

    以上となります。

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