【保存版】求人票の見方を身に付け、ブラック企業を回避しよう!

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この記事は2020年1月6日のシステムリニューアル以前の求人票をもとに書いたものです。
新求人票への対応版を現在作成中ですので、しばらくお待ちください。

求人票の見方でお困りの場合、大まかにわけると、以下の2つにわかれると思います。

  • 基本的な求人票の見方を知らない
  • 求人票に記載されている嘘や怪しい部分が見分けられない(ブラック企業)

「求人票を見て企業に応募をする」という流れである限りは、求人票を見る行為というのは、転職活動の最初の入り口ということになります。
よって、求人票の見方を知っているということは凄く大きなことなのです。

転職者にとっては最も基本かつ重要な要素になるのですが、まず求人票の見方そのものをご存じない方もいらっしゃいます。
これは転職活動をしたことがなければ当たり前と言えるでしょう。

もうひとつ、嘘の条件がたくさん書いてあるといった、いわゆる”ブラック企業”に入社してしまう方もいらっしゃいます。
残念なことに、嘘条件が書いてある求人は結構多いです。
そのため、見分け方をしっかり把握して、自身の目でブラック企業を回避する必要があります。

ここではそんな方々のために、求人票の基本的な見方と、見るポイントを項目別に、ハローワークの求人を例にとってご説明していきます。

 

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頻繁に求人が出ている会社は要注意

基本中の基本とも言えます。
何度も求人が出ているということは、辞めている人がそれだけ多いということです。
定着率が低いということですね。

こういうものはハローワークの窓口で聞けば解決できることが多いです。
どれくらいの回数が出ているのか、他にも何人受けていて何人落ちている、採用するが気なさそう…などなど、情報を収集することが出来ます。
詳しくはハローワークの活用の仕方について書いた記事をご覧ください。

ただし企業の規模にも気を付けて下さい。
例えば従業員が1,000人いる会社とかにおいては「いっつも求人が出ているな、怪しい」などと疑う必要はありません。
なぜなら1,000人もいれば毎月誰かしら辞めるのが普通でしょう(笑)

 

項目別に見る、求人票の基本的な見方と嘘・怪しい箇所の見分け方

1.受付年月日(発行年月日)と紹介期限日

受付(発行)日が古いもの(だいたい1カ月くらい)は何らかの理由でまだ採用者が決まっていないということですが、”良い理由”と”悪い理由”があります。

  1. 採用基準が厳しく、吟味している
  2. 会社規模が大きい・増員目的で焦っていない
  3. 待遇や立地等のせいで単に人気がない
  4. 助成金狙いのため、該当する人しか雇う気が無い
  5. カラ求人

1や2の理由ならば良い会社という可能性も高いです。

3は未経験者が狙うといいかも知れません。

4は例えばシングルマザーの方を雇うと企業にお金が入るため、そういう方が面接に来るのを待っている…というようなことです。
なお、このような助成金を企業が受け取るには、求職者側が紹介状を持っていかないとダメなことが多いです。

5は企業が融資を受ける目的であったり有効求人倍率を上げるために単に求人が出ているだけで、実際に採用する気はないということです。この場合はいくら応募しても無駄と言うことになりますね。

 

2.職種

次の「3.仕事の内容」と一緒に見ていただきたい項目です。
というのは、例えばこの職種欄に「一般事務」と書かれていたとします。
しかし実際に任される仕事は一般事務の範囲を超え、経理や総務的な仕事を任されることも多々あります。

この職種の部分は、厳密には任せる仕事に対して決まった呼び名はありません。
そのため、職種名と実際に任される仕事の範囲が違うことはよくあります。

ですから、思ってたのと違う!という事態にならないようにするには、この職種部分だけで判断せず、仕事の内容欄も一緒に見ると良いのです。

逆に言えば、例えば総務がやりたいという方がいたとすると、そういう人は職種名だけを見るのではなく、仕事の内容部分まで見るとお目当ての仕事が見つかるかも、ということです。

3.仕事の内容

上記「2.職種」に書かれている仕事の種類と少し違うことがあるため、必ずこの欄はしっかり確認しましょう。

この欄に書いてある仕事内容と、実際に任される仕事と違う場合もあります。
この場合はブラック企業の可能性が十分にあります。
対策としては、応募の際にハローワーク職員からしっかりと仕事の内容について確認を取ってもらうことです。
また仕事内容が具体性に欠けるものは選ばないというのも一つの対策でしょう。
仕事内容が具体的ではないということは、職務範囲外や予想外のことも平気で任される可能性が高いです。

4.雇用形態

正社員、正社員以外、有期雇用派遣、無期雇用派遣の4種類があります。
「正社員以外」は契約社員などが該当しますが、待遇や労働条件が正社員と似ているため、この欄を見ておかないと見分けがつきづらいです。
しっかり確認しておくことが必要です。

 

5.雇用期間

特に気を付けるのは、期間の定めがある場合、更新があるかないかということでしょう。

更新がないものはすぐに次の仕事を探さなければならず、また職歴もいたずらに増やしてしまうので、大変ですよね。

 

6.学歴、必要な経験等、必要な免許・資格、年齢

ここの条件が緩ければ応募できる求職者が増えますから、必然的に応募者が増えるということになります。

「未経験者歓迎」というメッセージは、未経験者でも応募は歓迎と言う意味です。
応募はしてもいいけど採用されるかは全く別問題だよ、ということです。

また応募する際に「条件に当てはまらないから応募するのやめよ…」などとすぐに諦めず、ためしに応募してみることをおすすめします。意外と応募できちゃいます。
ただし、ハローワークの紹介担当の腕次第だったりしますけどね。

ちなみにハローワークの活用の仕方は上でも同じ記事をご紹介しておりますが、以下の記事をご覧いただければと思います。

相談員を上手く使おう!ハローワーク(公共職業安定所)の上手な利用法
ハローワークは求職者が一番利用する媒体です。上手に利用すれば早期就職が近づきますが、実は意外といい加減…

 

7.賃金

税込で、総支給額となります。
そのため社会保険などが引かれ、手取り額は少なくなるということです。
残業代は含まれませんが、「みなし残業30時間含む」などといった文言は、残業30時間分が賃金に含まれているということになります。
この場合、30時間を超えた残業に関しては別途支給されるということです。

  1. 基本給…時間外労働や退職金、ボーナスの計算に使われる額と考えれば良いです。したがってこの額が少ないと不利と言えなくもないです。
  2. 定期的に支払われる手当…必ずもらえる手当てです。この箇所の金額が多く上記基本給が少ない求人は、簡単に言えばボーナスが少ないということです。
  3. その他の手当て等…人によってついたりつかなかったりする手当てです。またa+bの額には入っていないため、a+bだけを見て給料が少ないと感じたら、このcの額も計算してみてはいかがでしょう。

なお、事務系でも賃金総額が妙に高いと、仕事内容が難しかったり、または男性向けの募集の可能性があります。

 

8.賃金形態

賃金形態は、主に以下の4種類があります。

  1. 月給…月額が決められており、正社員でのオーソドックスな形態です。
  2. 日給…日額 × 勤務日数で支払われます。ある意味わかりやすいです。
  3. 日給月給…基本は月給ですが、欠勤すると日割りで差し引かれていきます。休まなければあまり気にしなくて良いでしょう。
  4. 時間給…時間額 × 勤務時間数で支払われます。パートなどに多いですがまれに正社員でも時給の場合があります。
  5. 年俸制…年額が決められており、その額を12ヶ月分で割った額が支給されます。
20198/24追記…「日給月給」は表記されず、備考などの別の欄に記載されることになりました。月給=日給月給である場合が多いためだそうです。

9.通勤手当

全額支給なのか上限が決まっているかはしっかり確認しておきましょう。
また郊外の会社であればマイカー通勤ができたりしますが、この場合の駐車場も自己負担ありかなしかも大きいです。
確認が必要です。

ただし、距離が遠いと採用も遠のきます。
遠い場合に採用される確率を上げるには、履歴書の通勤時間の記事をご参考に。

 

10.賞与・昇給

上記賃金の「a 基本給」の○ヶ月分を回数分で割った額がそれぞれもらえる、という計算になります。

仮に年2回、3ヶ月分、基本給15万だとすると…

150,000円 × 3ヶ月分 ÷ 2回 =夏冬1回ずつで225,000円もらえる

ということになります。
ただしあくまで実績なので、採用後の待遇を約束するものではありません。

 

11.就業時間と時間外労働(残業)

選択の余地がある会社もあります。
なお交代制と選択制はものすごい違いがありますので、2つ以上の時間帯が記載されている場合は気を付けて確認しておきましょう。

またフレックス制度もあり、この場合はある程度時間帯を決めて出勤することができますが、コアタイムと呼ばれる時間帯はかならず出勤していなければなりません。

時間外労働はあくまで月平均の記載であることに注意です。
繁忙期、閑散期で上下するのは仕方ないにしろ、この時間数を常に大幅に超える残業を平気で課す企業は多いです。

労働時間が嘘でないかという見分け方でよく使われる方法が、「規定の終業時間の数時間後に会社を外から眺めてみる」という奴です。
明かりがついていればかなり黒いです。
またそういう時間帯に適当な用事を作って電話をかけてみるというのもひとつの方法ですね。

12.休日等

休みが多ければ応募者は増えます。
後述する、「17.年間休日数」と一緒に見ると良いでしょう。

なお、「完全週休2日」は毎週2日間の休みが確定であることに対し、「週休2日」は月に1週以上2日間休みの週があれば良いという違いがあります。

休日の信憑性を見るには、上の労働時間のところでも書きましたが、休日とされている曜日に電話をかけるのが手っ取り早いです。シフト制のところでは全く通用しませんが(笑)
求人検索の際ですが、例えば土曜日が月1回くらいなら出られるという方でも、検索時に休日を「土日」としてしまうと、完全週休2日の求人しかヒットしないので注意が必要です。
この場合は、「日」だけ休日の条件にしましょう。

13.従業員数

従業員が少なければ色々と任せてもらえやりがいもあると考える人もいらっしゃいます。
一方で、人間関係が悪くなれば一貫の終わりと言えるのが小規模の会社です。
また色々任せられるということは単純に忙しかったり、キャパオーバーになったりする可能性も秘めています。

このあたりはまあ好みで。

ただし、この「従業員人数」と「採用人数」を一緒に見た場合、ブラック企業のヒントが隠されていることがあります。
例えば従業員数が10人程度と少ないのにもかかわらず、2人以上の人間を[人員補充]として募集していれば、あまり良くない理由で人が複数辞めていると推測できます(絶対ではないですが)。

14.創業

完全に好みによるところも大きいですが、創業年が古ければ地域に根付いていて信頼傾向にあるため、古い会社を選ぶ方は多いです。
ただし新しい会社はまだこれからいろいろと決まっていくため、やりがいを感じる人もいらっしゃいます。

 

15.事業内容、会社の特徴

細かく書かれている方が親切ですし、志望動機を書くときに参考にしやすいですね。

さすがに何してる会社かよく知りもしないで応募するのは失礼に当たりますので、最低限目を通しておく必要があります。

 

16.利用可能託児施設、育児休業取得実績

事務を目指すような女性の方はかなり気になる部分だとは思います。

まず託児施設がある会社はほとんどありません。
病院か某配達レディー、パチンコ屋くらいが相場でしょう。

産休・育休に関しても取れる会社はかなり少ないです。
このことに関しては以下の記事に詳しく書いております。

中小企業の事務職で産休や育休は取れない?
若い女性、子育て女性にはありがたい産休・育休制度。確かに法で定められているとはいえ、取れるのが当たり前と思ってませんか?

ということでこの辺りの項目は参考程度に見ておくにとどめるべきでしょう。
また、周りの方々も同じようなことを考えているため、産休・育休や託児施設が揃っている企業は応募者数が増加傾向にあります。

 

17.年間休日数

「12.休日数」と照らし合わせ、矛盾等がないか確認します。

なお企業平均の年間休日数は113日だそうです。

年間休日数が100日を切る会社は危なく、120日を超える会社は土日祝や長期休暇もあると推測できるため、休日に関しては優良と言えます。

 

18.採用人数

一般的には2人以上の募集があれば、それだけ採用される確率があがります。

事務職の場合、安易に2人以上の募集があるから入りやすいラッキーなどと飛びつくのも考えものです。
「13.従業員数」のところでも書きましたが、従業員数が少ないのにもかかわらず2人以上を[人員補充]として募集していると、例えば人間関係や待遇の悪化で一気に辞めてしまったのではないか、と推測することができます。

19.選考方法、応募書類

学歴や職歴等が不利と感じる方は、書類選考しかない会社を受けるのも一つの手ですが、正社員ですとそういう会社は少ないです(笑)

応募書類は必ずそろえるのが鉄則です。
特に学歴や職歴等が不利だと思うのであれば、職務経歴書は必要でなくとも送付すると良いです。

 

20.試用期間

ある会社が多いでしょう。
試用期間中は労働条件が変わることがありますので、一応確認しておくと良いです。
外部リンク トライアル雇用がある会社もこちらに表記があります。

トライアル雇用とは

募集している職種が未経験の応募者(2019.4.1に制度変更、2019.4.17追記)特定条件の応募者を、会社が国の補助を受けて3か月の試用期間で採用する制度のことです。
必ず面接のみの選考方法です。
応募側からしたら、「トライアル雇用」と書いてある求人には応募がしやすいということです。
ただしあくまで試用期間のため、3か月後に会社が満足するレベルと判断されなければ本採用にはなりません。

 

21.求人条件特記事項、備考

文字が多いので面倒がって読み飛ばしたりする人もいらっしゃいますが、大事なことが書いてある場合が多いです。
必ず最後まで目を通しましょう。

例えば求人を出した目的(補充か増員か)、配属先、制服の有無、試用期間について、簡単な業務説明、応募方法等などが記載されていたりします。

この欄で応募者に都合のいい文言が掲載されていることが多いです。

  • 「アットホームな会社です」
  • 「会社の仲間で出かけたりイベントしてます」
  • 「働きやすい会社です」
  • 「未経験者は丁寧に指導します」

などなど。
このような都合のいい文言を書かないと人が応募してこない企業である、ということを暗に示しているため、ブラック企業かも知れません。

ほかにも、リフレッシュ求人の場合はその旨がこの欄に書いてあることがあります。
リフレッシュ求人とは、応募者にうれしい条件変更がされた求人のことです。
ちょっとだけ詳しくまとめてみましたので、気になる方はご覧ください。

ハローワーク求人票に書いてある「リフレッシュ求人」って何?
近年ちらほらと見かける「リフレッシュ求人」。これは一体なんでしょう…?

 

22.地図(裏面)

ハローワーク求人の裏面には会社の地図が載っています。
この地図に、なくなった建物などが書いてあると怪しいという見方もあります。
同じ地図をずっと使い回しているということですね。

同じ地図というのは、「その企業が以前求人を出した時と同じ地図」という意味です。
つまり同じ地図を出し続けるということは、求人を常に出している=人が足りていないと推測することができるというわけです。

 

面接や企業に出向いた際に注意してみる

面接時に従業員の表情や雰囲気を見てくる

面接に出向いた際に、従業員の方と接することができたらチャンスです。
表情や雰囲気を確認し、やたら暗いとか疲れ切った表情をしているなと感じたらブラック企業の可能性があります。

 

人事や担当の方がやたらと優しい?!

常識の範囲内で丁寧、というだけならまあ問題はありませんが、送迎があるなど明らかにバブル時代みたいな面接(わたくしはバブル世代ではないですが(笑))は気を付けなければいけません。
そのように親切にしておかないとせっかく応募してきた人材を逃してしまうと考えられているからです。

 

人事や担当の方が妙にがっついている場合は…

例えば履歴書をすぐに持ってきてほしい、面接をすぐに行う、あるいは採用を出されたのがやたら早い等であれば、ブラック企業の可能性は捨てきれません。

それだけ人を早く確保して働かせたい、つまり人がいないと思われます。

特に事務職であれば引き継ぎなども必要なため、「明日から来て欲しい」などと言われたら引き継ぎはどうなっているんだろうと考える心の余裕が必要でしょう。

もちろん、あなたが物凄く優秀でどうしても欲しい人材である、という場合は人事もすぐに内定を出す可能性が高いため、一概に怪しいとも言い切れません。

 

労働条件通知書や契約書を提示された段階がラストチャンス

内定を得たら、実際に会社に契約に出向きます。
このときに労働条件通知書や契約書を提示されますが、この段階で求人票の条件と違うなどであれば入社を断ることも可能です。

しっかり目を通し、不明な点はきちんと質問確認をすべきでしょう。

実際に入社してから気づいて後悔したのでは後の祭りです。
また我慢して入ってもほとんどの場合は長続きしないでしょう。

小さい規模の会社では、このような書類がない場合もあります。

 

 

Webの求人から応募した場合は必ず応募段階で印刷をしておく

求人サイトの求人や会社のホームページの求人、つまりWeb上から応募をする場合は、必ず応募するタイミングで印刷をしておきましょう。

紙ベースで印刷したものをとっておかないと、万が一後で募集の内容(条件など)を書き換えられた時に言い訳ができません。

また求人サイトの求人はサイト側(求人サイト運営会社)の手が加えられているため、どうしても「応募者側に都合の良い文言」が多く盛り込まれている可能性が高いです。
鵜呑みにしないように気を付けましょう。

 

 

他人の評価はものすごく大事

友人・知人、その他アドバイザー等に確認してみる

ハローワーク職員から会社の評価を聞くことも可能ではありますが、友人や知人から聞くというのも有効な手段です。

別に友人知人が自分の応募したい会社に勤めていなくとも、その会社と取引がある(あった)会社に勤めている(いた)、というだけでもその会社の雰囲気を伺い知ることができる場合もあります。

実際それでブラックな会社を回避した方もいらっしゃいます。

また職業訓練等に通うと、就職のアドバイザーが在籍しています。
目指す職種が同じような生徒ばかり見ているため、深く狭いアドバイスが聞けるかも知れません。

資格や技術を取得するというイメージの強い職業訓練ですが、就職の情報を得るという使い方もかなり有意義ですので、一度検討してみると良いでしょう。

当サイトではわたくしが現在職業訓練に携わっているということもあり、職業訓練の基本的な部分から細かいところ、果てはウラ話的なものまで、詳しく解説をした記事がたくさんご用意しております。
ぜひご覧いただければと思います。

参考  職業訓練(カテゴリリンク)

 

ネットで口コミを確認する

ネットで自分の応募したい会社名を検索窓に打ち込んで、評価等を調べる方法もあります。

さらに検索ワードの続きに「ブラック」などと候補が出てきたら相当怪しいです。
ブラックかどうかを検索している人が非常に多いということですからね。

他にも、ネットを検索すると色々な会社の口コミを見ることのできるサイトが多数(無料)あります。
そういったサイトを利用して会社の評判を回避すべきでしょう。

 

 

人間関係だけは入ってみないとわからない

いくら求人票や口コミでブラック求人を回避しても、求人票からは人間関係だけは推し量ることはできません。

もちろん人間関係を書くことができないというのも大きいですが、何よりも人間関係と言うものは人と人との相性だから、です。

一応判断する材料としては、一回の募集人数が多い(気に入らない人がいて一気に辞めた)とか、頻繁に募集がかかっている(単に人が定着してないから)とか、面接に行った際の面接官の態度や雰囲気がおかしい(嫌味や言葉の節々にとげがある)とか…というところで判断するしかありません。

あと家族経営のような小さいところも気を付けないといけません。
家族の中にひとり、外部の人間が働くというのはかなり大変です。

 

 

ブラック企業に入ってしまったら

国も一応、”ハローワーク(公共職業安定所)で公開している求人票の記載内容と、実際の労働条件が異なる場合の対策を強化”する動きが出ており、ハローワーク求人ホットラインが開設されております。

連絡すると、”労働基準監督署や日本年金機構、都道府県の消費生活センターなどと連携を図り、該当する企業などに対して事実確認と必要な指導などを行います。”とあります。

こういったものも利用してみると良いかも知れません。

外部リンク ハローワーク求人ホットライン(厚生労働省)(PDFで開きます。)

 

 

終わりに

世の中に求人は数あれど、ブラック企業も多いです。

まずは基本的な求人の見方をしっかり覚え、そのうえでブラック企業の見分け方を把握していきましょう。

また求人を見る際は、「なぜこういう表記なんだろう」と疑問を持ちながら見ていくと良いです。

常に疑ってかかるくらいがちょうどいいと思います。

あなたが良い求人に巡り合えるよう、微力ながら応援致します。

 

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