自分を知らなきゃ採用されない!転職活動では自己分析が大事

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事務職に限らず、転職活動で求職者がつい甘く見てしまっているものの一つとして、自己分析があげられます。

その最たる要因としては単純で、「自己分析のやり方がわからない」からでしょう。

自己分析というとなんとなくIQテストや適性検査的なものを想像しがちですが、そんなに堅苦しく考えず、自分のことを振り返ったりするだけで十分で良いのです。

そもそも、自分のことを知らないのに会社に雇ってもらおうなんておこがましいと思いませんか?

例えばディーラーの営業マンが、車を買いに来たお客さんに対してその車のことを説明できなければ(つまり商品知識が無ければ)、成約にはまず至りません。

それと一緒だとお考下さい。

就職活動では、自分で自分を売り込まなければならないため、自分を商品だと考え、自分にはどんな機能(能力)が備わっているのかを知りましょう。

なお、同じようなことを以下の記事にも書かせていただきました。

媚売りはダメ!事務職への転職における志望動機に必要な要素とは
何も「魅力があるから入りたい」だけが志望動機ではありません。事務職の志望動機の本質に迫ります。知らなかった志望動機がここに。

自己分析をしておくと、志望動機自己PRを作成する際に大いに役立ちます。
また、職務経歴書を作成していくと、ある程度自己分析が進んでいきます。

ノートか何かに以下のような要素を書き出しておくと良いです。

 

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自己分析:自分の性格的なこと

趣味

趣味と言っても好きなアーティストのライブへ行くとか、エンターテインメント寄りの趣味は除外しておきます。
ランニングだとか、書道・水墨画、絵画鑑賞とか「大人の趣味」がある方は良いと思います。

また趣味を通じて学んだこと、身に付けたこと、または自分がどういう性格だからその趣味が好きなのか、も併せて書き出しておくと良いでしょう。

この辺りのお話は履歴書作成の趣味の項目でもしています。

趣味は、自己PR作成時に役に立ちます。

習慣

週末にはとあるボランティアを行っている、普段から背筋を伸ばすことを気を付けているなど、自分が日頃心がけていたり行っていることがあれば書き出してみましょう。
上記の趣味と同じで、自分がそれらを行うことで身に付いたことや学んだことなども併せて書いておきます。

自己PRを作成するときに役に立つかも知れません。

信念・座右の銘など

「一日一善」「切磋琢磨」とかでもいいですし、「自分がされて嫌なことは人にしない」だとか、「出されたものは残さず食べる」とかでもいいです(笑)

使えないかも知れませんがとりあえずバンバン書いてみることが重要です。

自己PRを作成するときに役に立つかも知れません。

長所・短所

また面接対策の記事にも書かせていただきますが、とにかく自分がこれ長所だなとか、短所だななどと把握しているものをバンバン書いていきましょう。

特に人間は短所の方がすぐ思いつくため、とりあえず短所の方が多く出てしまうかも知れませんが全然構いません。
短所は長所に言い換えられるためです。

自己PR作成時に役に立ちます。

 

自己分析:自分の職歴のこと

退職理由

面接で言うような建前的なものでなくて、とりあえず正直な退職理由です。

まずは自分が何故退職したのかを向き合ってみましょう。
思わぬ退職理由づくりのヒントになる可能性があるからです。

自分の今後の進路決定や、ずばり面接の際に退職理由を聞かれたときに役に立ちます。

なお、退職理由で特に多い、パワハラでの退職は個別で記事を書いておりますので、以下をご覧ください。

【例文有】退職理由ナンバーワン!?「人間関係」「パワハラ」の場合の答え方
退職理由ナンバー1と言っても過言ではないのが人間関係。同じくパワハラやモラハラなどもこれに含まれるのではないでしょうか。

職歴

何をやって、何を身に付けたかをしっかり書き出してみましょう。
そしてもう一つ、ささいなことでも結構ですので、どんな成果を挙げた(数字を出した、表彰された、褒められた)のかもきちんと書いてみます。

職務経歴書作成時や、志望動機を作成する際に役に立ちます。

何故事務職(又は希望している職種)に就きたいのか?

土日休みだからとかといった正直な理由で結構ですので、これも自分の気持ちを素直に、格好つけずに洗い出してみましょう。

面接の受け答えや、意気込み(モチベーション)にも役に立つと思います。

どうしても面接用の答えが作れない場合は、以下をご参照ください。

【例文有】面接で聞かれる「なぜ事務職なのか?」への回答
事務職が未経験の人には避けて通れないのがこの質問。筋の通った回答が必要になります。「楽そうだから」はダメですよ(笑)

 

終わりに

自分に素直に向き合うことができましたか?

各要素の最後に書いた通り、それぞれの要素は就職活動のさまざまな箇所で役に立ちます。

また面接時にふいに来たイレギュラーな質問にも対応しやすくなります。

そして何より「自分のことを知らない人を雇いたいとは思わない」ということです!

 

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