男性でも事務に就職できるのか?男性の事務職への就職難易度

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職業訓練に携わっていると、男性でも事務職に就きたいという方が意外といらっしゃることに気付かされます。

果たして男性でも事務に就職することはできるのでしょうか。

男女雇用機会均等法のおかげで、男性でも事務職へ応募はできるようになっていますが…

これまでわたくしが指導してきた人たちのことを踏まえて、あえて厳しいことを書かせていただこうと思います。

また、事務職へ行きたい男性のために、ちょっとしたコツも書いております。

 

偉そうに語る前に、わたくしのことを少しだけ…

こちらの記事、ぶっちゃけ半分愚痴みたいな感じで書いたのですが、最近検索で上の方に出てくるようで…たくさんお読みいただいてます。本当にありがたいです(2018/5/14現在)。

ということで、この記事を書いてるお前は何者?と思われるかも知れませんので、わたくしのことを軽く書かせていただきます。

わたくしは現在、とある職業訓練校にて就職支援の担当をしております。
アラフォーの男性です。

職業訓練というのは、次の仕事に就きたい人が無料でスキルや知識を身に付けて再就職を目指す学校で、国や都道府県が主体となって行っています。
ハローワークからのあっ旋等が必要になり、つまり訓練にやってくる人は全員無職です。

で、わたくしが現在かかわっている職業訓練は、事務系の訓練です。
事務系ですから、事務に就きたい!という方が大半です。
男女比は、8割半くらいは女性です。

そうすると残りの1割半くらいはオカm…じゃなくて男性ということになりますが、事務系の訓練に来るくらいですから、事務に就きたいという男性ばかりです。

職業訓練がはじまってしばらくすると、カウンセリング(個人面談)を行いますが、その時にいつも思うのは、男性の事務職への認識が甘いことです。

  • 「立ち仕事は身体がしんどいから」
  • 「営業が嫌だから」
  • 「人とかかわるのがあまり得意じゃないから」

…なめとんのか!と思うところをぐっとこらえ、柔らかく、過去の事例を挙げながら言い聞かせております。
しかし男性はプライドの高い方も多くいらっしゃいますので、特にわたくしより年齢の高い人はこちらの言うことなんて聞きゃしない(笑)

詳しくは、これからかなり厳しいことを書かせておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

このような甘い認識のまま事務職への就職活動をするものですから、採用されるはずもありません。

ちなみに年間で400人超えの人たちを見てますが、男性はその1割半となると、年間で約60人くらいということです。
これを10年以上やっております。

下の方でもお話ししますが、この中で男性が事務職に就いた例はほとんどありません

さっさと事務を諦めるか、就職できずにフェードアウトしていくパターンばかりです。

ということでもよろしければ、ぜひ読みすすめてみて下さい。
途中までは気分は害すかも知れませんが、せっかくこちらに来られたので、最後に希望をお持ちいただけるような内容にもなっているはずです。

 

男性は一般事務は絶望的、他の職種も絶望的

1.一般事務

事務職の種類の記事でも書かせていただきましたが、一般事務で男性を採用することはほぼありえないでしょう。

まず給与を見ていただくとわかると思いますが、大体17~20万前後に収まっていることが多いです。
地方に行くともっと給与は低いです。

この時点で既に女性をターゲットとしていることがわかるかと思います。

女性を狙っているということは、寿を含めた退職もある程度、織り込み済みの場合が多いです。
そのため、下手すると一生仕事をしていく可能性が高い男性を、そのような安い給与で使い続けるわけにはいかないな…と考えている事業所が多いわけです。

そして何より、男性で事務職を希望しているあなたはそんな安月給で一生使われていくのですか?
生計は成り立っていきますか?

また事務職は来客応対や電話対応などの業務もあり、これらを果たしてゴツイ(?)男性がしても相手に与える印象はそれほど良くはないでしょう。
どうせ同じお茶を飲むのなら女性に淹れていただいた方が美味しく飲めるというものです(笑)

男女雇用機会均等法のおかげ(せい?)で求人票に性別指定はできませんが、大体企業の腹の中では女性を募集する、と決めている企業ばかりだと思います。

万が一採用されるとしても20代前半~中盤の男性でしょう。
そして採用されても総合職に近い立ち位置だったり、現場作業が主だったりとデスクワーク1本で働かせてくれることはまずありません。

逆に言えば、事務にも携われるという意味では総合職なんかは結構狙い目です。
もちろん、事務「も」できるけど他の業務もやらなきゃいけないということになりますが、この辺りは妥協すべきでしょう。

たまに50代くらいの男性が立ち仕事ができなくなったからと言って一般事務を希望している姿を見かけますが、どう見てもそのような人に一般事務をさせる企業はないと思います。

経験も華やかさもそしてスキルも何もなく、単に体調の関係で事務がしたいとか…正直言って事務を甘く見ているとしか言いようがありません。

他にも長く続けられそうだとかおっしゃってた方もいらっしゃいますが、男性は長く続けるのが前提ですから、それは第一の理由にしてはまずいでしょう。

一言でまとめますと「諦めましょう」

2.総務事務、経理事務(一般事務以外の事務)

これらの職になると確かに男性もみえますが、新入社員のころからその会社にいた、つまり叩き上げかよほど有能な人材以外は相当難しいと思います。

以前、未経験で総務事務や経理事務を希望していた男性がおりましたが、1年もの月日をかけてようやく就職できたということがありました。

またなぜか未経験で経理を希望している男性は割と根性が無かったりします。

なぜか、と書きましたが理由は割と明白だったりします。
数字が好きという理由と、営業や接客など前線に立つのがいやという理由だけで志望したんですね。

上記の人物とまた別なのですが、この理由で経理系に応募していた男性は1年かけて無事に就職はしたのですが、すぐ辞めてしまいました。
確固たる信念がなく経理を視野に入れるのはかなり甘いと思われます。

もちろん経験者や、経理であれば簿記1級を所持しているだとか、税理士の科目合格者などの方、総務の方は社労士事務所経験者や社労士資格を保持しているなどの方は別ですので、狙ってみるのも悪くないです(そもそも社労士資格をお持ちであれば、独立する方が多いとは思いますが)。

ちなみに経理ですが、わたくしが以前勤めていた会社に簿記1級を持っていた先輩がいらっしゃいましたが、あっさりと経理に転職ができていました。

というように、かなり強力な”武器”を持っている必要があります。

また男性の場合は、大抵が将来的には管理職などの役職に就かせることを考えている会社が多いです。
長く働いてもらうことを想定していますので、採用側も慎重になってきます。

そのため、将来性を見込んだ若い人か、即戦力の経験者を雇いたいと思うのは通常ではないでしょうか。

どうしても諦めきれないのなら、1か月で15社以上の応募は最低ラインと覚悟して頑張りましょう。

また志望動機や自己PRなど、職務経歴からのアピールもしっかり考え、面接で好印象を持ってもらえるように愛想よくふるまうことも大切かも知れません。

つまりありとあらゆる就活対策をしましょうということです。

あらゆる対策をして、スタートラインは女性のやや後方から、という感じです。

それくらい不利だと思ってください。

 

男性でも事務に就ける!なんて希望が持てることも書いてありますが…

Web上では、男性でも事務に就けるから頑張れ!的な、事務職を目指している男性にとっては背中を押してくれるようなサイトも見られます。

確かに可能性はゼロではありませんが、ゼロに等しいでしょう。

頑張ればなんとかなる的ななぐさめ程度のことが書いてありますが、正直に言いますと…諦めた方が賢明です。

これまで述べた通り、企業側が男性を事務で雇うメリットがほとんどないからです。

自分だけが就職活動をしているわけではなく、何十人という女性のライバルがたくさんいて、それらの方々と比較して男性であるあなたを採用するメリットを見出すことは難しいでしょう。

また簿記2級を持っていることが最低レベルであると書いてあるところもありましたし、しかも簿記2級があまり難しくない的なことが書いてあったりもします。

2018年5月現在、簿記2級は大変難易度の高い試験に生まれ変わる途中です。
ちょこっと勉強した程度で取得できるほど甘くはありません。

経理事務には必須、それ以外でも有利になる簿記試験
思いのまま書いていたら、簿記3級を独学で勉強するのは止めておきましょう、という内容になってしまいました(笑)

上記記事にも書いておりますが、いきなり簿記2級は合格できませんので、絶対に簿記3級から勉強をすることをおすすめします。
そして独学ではなく、きちんと資格学校などで学習して取るようにしましょう。
撃沈した人を星の数ほど見ています(笑)

外部リンク 資格を取るなら!総合資格ナビ

 

どうしても事務職をあきらめきれない男性は

どうしても事務職に就きたいのであれば、派遣も選択肢に入れてみてください。
それすら厳しいと思いますが…

他にも、時間帯が変則だとか、休日が少ないとか、世の女性が敬遠するような条件の会社に応募するというのもひとつの手です。

ライバルが少ないというのはもちろんですが、会社側も応募者が少なくて妥協(という言い方は失礼ですが)してくれる可能性があるためです。

また参考までに、今までわたくしが指導させていただいた男性の方で事務職に就いた業種・企業を以下に記しておきます。

  • 工場の事務(現場事務、生産管理、総務事務)
  • 商工会議所(どちらかというと総合職)
  • 私立の学校事務(経理や簡単なPC管理含む)
  • 介護施設の事務
  • 税理士・会計事務所
  • 社労士事務所 ※30代後半の方
  • 運送会社の事務(ほぼ何でも屋)
  • 積算事務 ※ただし20歳くらいの方

これらに無事就職できた方も、1か月にかなりの数の会社に応募をしてようやく決まりました。

応募数を増やしていくためには、ハローワークだけでは少々厳しいでしょう。

いろいろと応募する媒体(応募経路)を増やした方が圧倒的に手数が増やせます。
ですからフリーペーパー、折込チラシ、転職サイトなどのWebも並行して活用していく必要があります。

男性の方はやはり事務職の求人が少なく、自分で探していくのもなかなか心が折れそうになるため、条件に合った求人が出たらメールでお知らせしてくれるキャリコネ転職サービスをおすすめします。

公式サイト 10万件の企業口コミで失敗しない転職。キャリコネ

キャリコネの面白いところは、企業の口コミが見れるところです。
暇つぶしにも最適です(笑)

自分も情報収集がてら登録しておりますが、経理の求人もちょくちょくメールで知らせてくれますので意外と案件があるのかな?と思います。
そしてスカウト機能もありますので、企業からのアプローチでスムーズな再就職へとつながりやすくなります。
登録も簡単で無料なので、お守り代わりに登録しておいても全く損はありません。

実際に使ってみた感想等をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
ちなみにスカウトメールとか結構来ます!

超有能!口コミ閲覧・求人紹介・スカウト機能が詰まった転職サイト「キャリコネ」を使ってみた
発展中の転職&口コミサイト「キャリコネ」を使ってみて、その感想を率直に書いてみました。

 

もう一つ、上のキャリコネと同じようにスカウト機能のある、 MIIDAS(ミーダス) をおすすめします。

最近ちょくちょく聞くサイトですが、バイト情報誌のanや転職のDODAを運営している「パーソルキャリア」が提供しているサービスです。

このサイトは、無料登録してアンケートに答えていくと想定オファー年収がわかります。
もうひとつ、自分を求めている企業が何社あるかもわかります(選考基準に合致した企業)。

つまり自分の市場価値がわかるということです。

男性ならば「自分にどれくらいの価値があるのか?」というのは特に気になる部分じゃないでしょうか。

試しにわたくしもやってみました。

といってもわたしの職業はちょっと変わってるのか知りませんが、アンケートの選択肢にぴったり当てはまるものがありませんでしたが…とりあえず近い職種などを選んでみた結果↓

…ファッ?!

件数多いし年収多い!(笑)
今の仕事より年収が全然上です(涙目)

そしてこのまま登録へ進むと、具体的にどんな企業からアプローチがあるのかを見ることができ、アクションを起こしたりできるというわけです。

実際に登録して1カ月くらいたった後の会社からのアプローチ等がこちら↓

とこんな感じで、オファー件数や興味を持たれている企業の件数などがわかります。
というかプロフィールもっと見てくれよー(笑)

あとお知らせメールも来ますので、いいオファーが来たときだけサイトを確認しにいくという形で問題ないです。

とにかく面倒もないし何より無料というのが嬉しいです。

ちなみにこのサイト、わたくしが仕事で携わっている職業訓練生から教えてもらいました(笑)
転職活動している人は色んなサイト使ってるんだなーと思いました。

ぜひ転職活動のお供として登録しておいてみてくださいね。

公式サイト 面接確約!転職するならMIIDAS(ミーダス)!

 

最後は、DODAのご紹介です。

聞いたことある方は非常に多いと思いますが、わたくしがはじめての転職活動をしていたころ(17年くらい前?)にはすでに存在していましたので、歴史は相当なものだと思われます。

まさに歴史に裏打ちされた信頼と実績、ではありませんが、老舗のコンテンツなので業界最大級のうたい文句は伊達ではありません。

今回ご紹介するのはDODAエージェントサービスという、DODAに所属するエージェントを介して転職活動を進められるサービスです。

このエージェントサービスを簡単にいうと、あなたのかわりにエントリーから面接日程の調整まで行ってくれます。

こんな方におすすめです。

  • 転職サイトで自分にあった求人が見つからない
  • 自身の経験が活かせる仕事の見つけ方が分からない
  • 転職をしたいけど、何から始めていいか分からない
  • 履歴書・職務経歴書の書き方が分からない

転職活動は忙しいものですが、会社に在籍中の場合はさらに忙しいと思われますので、そのような方でもスケジュールを上手く調整し、面接の日取りを決定してくれます。
またエントリー時のアピールなんかも行ってくれます。

実際にエージェントとの面談が必要となりますが、ご自分の代わりに就職活動を行ってくれるのですから、文面だけだとなかなか伝わらない詳細なニュアンスなども直接会って伝えておいた方が良いでしょう。

他にも、ご自分の能力アピールの方法や書類作成のコツなど、就活のノウハウもアドバイスいただけます。
サポートが盛りだくさんと言うわけです。

また、紹介してもらえる求人も、8割はサイト上に掲載されていない非公開求人です。
登録してサポートを受ければ、そのような求人も公開してくれます。

難しいとされる男性の事務職も、「非公開求人」+「就職活動ノウハウの取得」のコンボで、ひょっとしたらチャンスが増えるかも知れません。

公式サイト 非公開求人ならDODA

 

終わりに

まとめますと、

  • 一般事務への就職は絶望的
  • 経理や総務も難しい
  • 諦められないのなら派遣も視野に

ということです。

さらに追撃すると、事務系の職業訓練などに通ってスキルを身に付ければ就職できるかも…という甘い考えの方もいらっしゃいますが、現実問題何も変わりません。

わたくしは事務系の職業訓練に深く携わっているため、そのような人ばかり見てきました。

年齢や保持資格にもよりますが、諦めて営業や企画・IT関連など、男性が多く活躍できるような職種に就く方が無難です。

最後に、どうしても事務に就きたい!という方は、とにかく応募しまくって下さい。
いろんな転職サイトやエージェントを利用するなど、幅広く活動を行うことが大切です。
上でも書きましたが、1か月に15社以上は覚悟してくださいね。

頑張って下さい!

コメント

  1. より:

    本当に偉そうですね。
    講師だから訓練生?の人の心には
    寄り添わないのかなーと疑問でした。
    こんな人が講師かと思うとそんな訓練校
    行きたくないですね。

    仕事辞める予定も訓練校に
    行く予定もありませんが(笑)