一番困る箇所?趣味特技など─履歴書の記入事項(5)

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こちらの記事は、履歴書における趣味特技の書き方です。

趣味特技などは、一般的に自由記入欄と呼ばれるカテゴリの1つであり、そのため何を書いたら良いのか迷う方も多いですし、あまり深く考えずに正直に記入してしまう方も見えます。

書き方によってはマイナスアピールになってしまう可能性もあるため、何を書くかしっかりと考えてかく必要があります。

 

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履歴書の趣味の書き方、書けるもの

娯楽性の強すぎる趣味は避ける

趣味となると、旅行、料理、音楽鑑賞、読書、ライブ鑑賞、スポーツ観戦、実際にスポーツをする、カラオケ、ゲーム、映画鑑賞、絵画鑑賞…たくさんありますね。

クラシック鑑賞や書道など、大人の趣味がある方は記入することができます。

「テレビを観る」などエンターテイメント的なものは避けましょう。

また、読書や映画鑑賞、スポーツ観戦でも、それだけでは弱いので、たとえば月に○本観ているとか、スポーツ観戦であればテレビ観戦ではなくて、実際に現地にどれくらい観に行っているのかなど、具体的な数を書きましょう。

趣味でわざわざ記入したのに年2~3本等、少ない数であれば逆効果です。

単語で終わらすのでなく、必ず実績や成果(その趣味を通じて学んだこと)なども加えて下さい。

・映画鑑賞が趣味です。月に3本は必ず作品を観ており、特に最近では○○に感銘を受けました。
・写真撮影が趣味で、○○コンテストで入賞したこともあります。
・動画編集が好きで、友人の結婚式で何度も撮影係およびムービー作成を依頼されたことがあります。
・ランニングを趣味としており、○年間毎日続けており健康維持にもなっています。
・ガーデニングが趣味で、ちょっとした野菜が食卓に並んだ際には家族に喜ばれています。

趣味欄にギャンブルはNG

競馬、競艇、パチンコ等…ギャンブルは例え公営であろうが絶対に書いてはいけません。

麻雀は健康麻雀(お金をかけない)などがあるため微妙なラインですが、やはりまだまだギャンブルのイメージが強いので極力避けた方が良いでしょう。

ただし話術次第では話を膨らませられる可能性はあるということは付け加えておきます。経営者のおじさんとかは意外と麻雀好きだったりしますしね…

 

履歴書の特技の書き方、書けるもの

細かい特技も記入してみる

タッチタイプが得意で、10分間に700文字以上入力可能などと明らかにわかりやすい特技はもちろん記入していけば良いですが、どんなに細かいことでも書いてみると良いです。

そのためにはまずは自己分析が必要になってきますが、このあたりの話はまた以下の自己分析の記事で。

自分を知らなきゃ採用されない!転職活動では自己分析が大事
履歴書や職務経歴書が書けない原因のほとんどはこの「自己分析」不足です。凄く大切なことですので是非目を通していただきたいです。

「特になし」だけは無気力人間だと思われますので、避けましょう。

・タッチタイプが得意で、10分間に700文字入力可能です。
・人の名前と顔を覚えることが早く、特に前職では会員様とすぐに踏み込んだ会話ができるようになりました。
・学生時代にバドミントン部に所属しており、現在も週末に活動をしております。
・どんな作業中に片付けのことも考えているため、後片付けの早さでは負けません。

事務職?でのおすすめな履歴書に書く特技

「事務職 特技」というような検索ワードでたどり着く方が結構いらっしゃいます。
調べるとあまり詳しく解説しているサイトがないのですね…(自分もそうでしょ)

そんな方のために事務職でのおすすめ特技をいくつか挙げておきます。
話が膨らむかどうかは、あくまでみなさま次第です。

  • 整理整頓、片付けが得意
  • ノートにまとめるのが好き
  • パソコンのタイピング
  • 暗算(数字に強いアピール)
  • 順応性、適応力(誰とでもすぐに打ち解ける)
  • 集中力
  • 作業の組み立て、優先順位づけ
  • 目配り、気配り
  • 報連相の徹底
  • スポーツ(健康面の良好さをアピールできる)
  • 運が強い(実際書いてた人がいてインパクトがあり面白かったです)

書くのであれば、面接官が食いついてくるような、興味を持ってもらえる内容を記入します。そのため、エピソードを交えて書くと効果的です。
例えばスポーツであれば、単にスポーツが特技と書くのではなく、何のスポーツか、経験年数や頻度はどうなのか、そして入賞経験等はあるのかまで書くべきです。

つまり「なぜそれが得意なのか」ということですね。

 

趣味特技の記入欄がある履歴書を使わないのも手

正直、趣味特技は書くのに困っている方も多いですし、どっちかというと新卒のイメージです。
そのためか、中途採用かつ中小企業(特に小企業)ではあまり趣味特技のあたりは重要視されなかったりします。

ちなみにわたくしとしては趣味や特技の記入欄がある履歴書を使うこと自体非推奨です。
履歴書を買う前に選定し、できれば趣味や特技欄のないJIS履歴書を使うのがおすすめです。

そのような趣味特技欄がなければ、わざわざ趣味や特技を無理やりひねり出して書くこともありませんね。

ただし面接で聞かれる可能性もないとは言えません。
特に20代の方かつ独身の方なんかは、趣味や休日の過ごし方なんてのを良く聞かれたりしますので、しっかり対策はしておくべきでしょう。

 

終わりに

まとめますと、

  • 趣味:大人な趣味を選ぶ、ギャンブルはNG
  • 特技:特になしはだめ
  • どちらも軽いエピソードや実績を交えて書いておく

ということです。

ご自分の趣味や特技にきちんと向き合いたいという方は、自己分析をしっかり行いましょう。

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