履歴書の書き始めに必ずあるのが日付を記入する欄。
もうひとつは写真。
この2か所についてお話していこうと思います。
特に履歴書における写真はかなり重要です。
良い印象を与えられるようにしましょう。
- 履歴書で一番目につく!記入日と写真─履歴書の記入事項(1)
- 簡単なようでミス多発!履歴書の氏名・年齢・住所・電話番号─履歴書の記入事項(2)
- 重要度はトップクラス!学歴・職歴─履歴書の記入事項(3)
- 手当たり次第書くのは厳禁!資格の記入─履歴書の記入事項(4)
- 一番困る箇所?趣味特技など─履歴書の記入事項(5)
- 間違えると大ダメージ!通勤時間、配偶者、扶養家族数、本人希望記入欄─履歴書の記入事項(6)
<意外とおろそかにしがちな、履歴書の基本に関しての記事の全リスト>
今回の記事で取り扱う履歴書の記入箇所
赤枠の部分です。
履歴書の記入日
1.いつの日付を書いたらいいのか?
履歴書を投かん(郵送)する場合は、作成日を記入します。
直接持っていく場合は、持参日を記入します。
また、履歴書以外の他の書類(職務経歴書や添え状・封筒の裏)に記入する日付と合わせるのが一般的です。
2.年は西暦か和暦か
年は和暦(元号を記入する方)に合わせるのが一般的です。
何故なら公的書類は全て和暦だからです。
たまに元号を書き忘れてしまう方がみえるので、気を付けましょう。
ただし外資系ならば、外国人の方が目を通す可能性があるため、西暦が良いでしょう。
生年月日だけ西暦にする人とかをたまに見かけますが、注意力散漫・一貫性がないと捉えられることもあります。
履歴書内でまず人事が最初に目を通す箇所が「写真」
人事の方、というよりも人間が履歴書をぱっと渡されて最初に目を通すのは「目立つから写真」か、「一番左上にあるから名前」のどちらかでしょう。
従って第一印象がここで決まると言っても過言ではありません。
特に写真はその人のまさしく「顔」そのものですから、非常に重要です。
1.清潔なイメージで写ろう
事務職は基本、スーツあるいはフォーマルな格好で写すのが一般的です。
そして古すぎてもダメですので、過去3か月以内に撮影した写真を使用しましょう。
女性の方であれば、髪の毛をまとめたりお化粧をきちんと派手にならないようにし、清潔感あふれるイメージでの撮影を心がけて下さい。
化粧は赤・ピンクなどの暖色系を中心に使用しましょう。
青・紫などの寒色系はどうしてもきつそうなイメージを与えてしまい、損です(面接試験時でも全く同じことが言えます)。
また、写る際は表情にも気を付けます。
仏頂面や怖そうに写ったりしてしまうとマイナスイメージです。
明るく自然な笑顔を心がけましょう。
2.カラーか白黒か
悩むところですが、会社の規模によって使い分けるといいです。
白黒は中~大規模企業、カラーは小規模企業という感じです。
理由は、人事担当が何人も存在するような中~大規模企業は、応募書類をコピーして担当者全員に回すのが一般的です。
その際に白黒写真であれば、コピーした時の写真の写りが鮮明で好印象なのです。
カラー写真をコピーした時の悲惨な状態は見るに堪えがたいものがあります(笑)
写りが悪いというか、何が写ってるのかよくわからない状態になります。
せっかくのあなたのお顔が台無しです。
「はじめまして」の挨拶をする書類でこれではまずいですよね。
まさに「大は小を兼ねる」ですね。
3.スピード写真か写真屋か
近頃はその辺りに点在しているのスピード写真もなかなかいい仕事をしますが、やはりプロのカメラマンに撮影してもらえる写真屋のクオリティにはかないません。
少しお財布が軽くなるかも知れませんが、余裕があれば写真屋で撮影してもらうことをおすすめします。
「きつく見えてしまう」「暗めに写ってしまう」など、弱点をあらかじめ撮影者に伝えておけば、それをカバーして撮影してくれるはずです。
全然違う職種ですが、ゲーセンで撮ったプリクラ貼ってきた猛者がいたようですが…まあ当然不採用でしょう(笑)
4.裏に名前を書く
万が一はがれた時の対策のため、写真の裏にできればサインペンで名前を記入してから糊付けをすると良いでしょう。
先方もどのような形で書類を取り扱ったり保管しているかわかりません。
何人かの応募者の履歴書を同時に見ていて、同時に写真がはがれる可能性はゼロではありません。
終わりに
まとめますと、
- 日付は投函日or持参日
- 和暦をおすすめ。履歴書内で統一。
- 写真は中規模以上の会社へは白黒、小規模会社はカラー
- 迷ったら白黒
- 写真屋での撮影は弱点カバーをしてくれる
たった2項目なので大したことないでしょ、と思ってた方は多いと思いますが、そのたった2項目だけでもこれだけ注意することがあります。
併せて他の履歴書の記事もお読みいただくと、もっともっと気を付けることがあるということがわかってくるはずです。
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