先生に恩返し?!検定試験を訓練校で受ける6つのメリット

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職業訓練はほぼすべてのコースで資格が取得できます。

この資格ですが、自動的に取得できるものと、定められた検定試験を受けて合格する必要があるものの2種類があります。

民間の検定試験は訓練校でそのまま受けることができますが、訓練校以外でも検定試験を受けることも可能です。

そのため、家から近いという理由で、近隣の施設で検定試験を受けたいという方もいらっしゃいます。
近いから得だと考えての選択だと思いますが、果たしてこれは本当にその人にとって得なのでしょうか?

そして、検定試験を訓練校で受けることによる6つのメリットをご紹介します。

 

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検定試験を学校で受けたほうが良い6つのメリット

以下の6つが、訓練校で受験をしたほうがよいメリットですし、わたくしも訓練校での受験をおすすめします。

  1. 共に勉強した仲間が周りにいる
  2. 通い慣れた教室で受けられるので落ち着く
  3. 申し込みが簡単、締切にややルーズ
  4. (パソコン試験)使い慣れたパソコンで試験が受けられる
  5. 早起きすることで頭がさえる
  6. 協調性という面で訓練校の評価がマイナスになることを避ける

ひとつずつ見ていきます。

1.共に勉強した仲間が周りにいる

国家試験などは大学などで受験となるので仕方ありませんが、知らない環境で検定試験だけ受けるということは意外と緊張します。

やっぱり周りに知っている顔が並んでいると落ち着いたりするものです。
したがって、精神的にも有利になります。

周りと全然仲良くないという方は…まあ関係ないと思いますが…(笑)

2.通い慣れた教室で受けられるので落ち着く

授業で一定の間、通っていた教室でそのまんま試験が受けられます。

これも上の項目と同じで、やはり通い慣れている教室は落ち着くものです。

精神的に効果があるということです。

3.申し込みが簡単、締切にややルーズ

他の会場で受験をするとなると、まずはどこで受けられるのか、試験会場を探すところからはじめる必要があります。

それに加え、申し込み締め切りにも気を配ったり、自分で試験会場まで直接申し込みに行かなければならないなど、自己管理がかなり必要です。

しかし訓練校であれば、訓練中に試験申し込みの案内があり、さらに申し込み窓口は学校である場合が大半で、なおかつ締め切り日にまだ申し込みがない場合は学校側からの確認があるなど、確実に申し込めるようなシステム作りが出来上がっているところもあります。

訓練に集中できる環境が整うということですね。

4.(パソコン試験)使い慣れたパソコンで試験が受けられる

パソコンは、マシンによって操作感覚が変わったりします。

パソコンが苦手な方は、パソコンそのものが変わると混乱してしまうという方もいらっしゃいます。

しかし訓練校で受験をするのであれば、授業で使用しているパソコンと検定試験の際に使用するパソコンが、同じものだったりすることがあります。

これはパソコンが苦手な方にはかなり有利だと思います。

5.早起きすることで頭がさえる

自宅から近い試験会場で受けることにより、朝ギリギリまで寝てしまうという方もいらっしゃると思います。

遅刻の可能性も当然出てきますが、何より人間の頭は起床して2時間くらいが一番冴えると言われています。

訓練校までの距離が少し遠いとか不便であっても、逆に遠いから早く起きようということになります。
つまり試験2時間前(あるいはそれ以前)に起きざるを得ないので、必然的に頭も冴え、良いコンディションで試験が受けられるということです。

6.協調性という面で訓練校の評価がマイナスになることを避ける

みんな訓練校で試験を受けるのに自分だけ受けないということは、言ってみれば協調性の面で疑問です。
協調性に欠ける方は就職は難しいと言えます。
そしてやはりそういう方は実際に就職出来なかったりします。不思議なものです…

そしてこのような人に対しては、訓練校側もあまり良く思っていなかったりします。

ほかにも、訓練校で試験日が決まっているのに、一足先に試験を他の訓練校で受けてくる人も同じようなことが言えます。
このパターンも資格取得が目当てで、就職はそっちのけという方が多いです。

これらの方々は総じて訓練校側の評価が下がり、求人紹介などの時に差が出てきてしまうかもしれません。

訓練校側も人間です。いくら仕事といえど、手心を加えたくなることもあるのです。
ひいきと言われたらそれまでですが…

詳しくは以下の記事をご覧ください。
この検定試験受験による協調性は「受講態度」という観点になります。
そして受講態度について得することを書いております。

いいことあるかも?!職業訓練の受講態度に気を付けたほうがよい3つの理由
職業訓練は、たんなる資格や知識を習得する場所ではありません。そのため訓練中の過ごし方など、意外といろいろなところを見られています。

 

せっかく教えてくれた先生のことも考えて

仮にあなたが訓練校の先生だとします。
そして、あなたの訓練校で検定試験を受験することが可能だとします。

あなたが受講生に資格取得のための勉強を一生懸命教えて、「じゃあ試験は他のところで受けてきます」と言われたら…どう思いますか?

いい気分はしないとまではいきませんが、やはり寂しく感じてしまうのではないでしょうか。

はたから見ていると、先生が少しかわいそうかな…と思ったりします。

中には先生に失礼と考えている方もいらっしゃるようなので、恩返しという意味でも、訓練校で受験してあげたらいかがでしょうか。

 

職業訓練的にも…

受験率を気にしている訓練校もあります。

受験率や合格率が高ければ、学校の評価にもなりますので、次の訓練生に向けた宣伝になることでしょう。

また訓練校も、職業訓練の大元である各都道府県に、試験の受験率や合格率を報告する義務があることがあります。

外部で受験された場合、本人からの申告でもない限りは判別不能となり、「未受験」扱いといった事実と違う報告をしなければなりません。

 

終わりに

まとめますと、

  • 検定試験を訓練校で受けた方が良いメリット6つ
    • 共に勉強した仲間が周りにいる
    • 通い慣れた教室で受けられるので落ち着く
    • 申し込みが簡単、締切にややルーズ
    • (パソコン試験)使い慣れたパソコンで試験が受けられる
    • 早起きすることで頭がさえる
    • 協調性という面でマイナス評価を下される可能性を避ける
  • 先生に申し訳ないのでは

ということです。

ぜひともご自分の訓練校で受けてあげて下さい。

メリットも多いですし、変なマイナス評価を下されないということもあります。

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