事務職への志望動機をさらに美しくするテクニックとNG集

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「事務職への志望動機の書き方がわかりました」「実際に志望動機を書きました」という方が次のステップに進むため、ここでは実際に使うとマイナスアピールになりかねないフレーズから、志望動機の質を高めるちょっとしたコツまでをご紹介します。

「事務職の志望動機」だからこそ、つい書いてしまいがちなものもあります。

あなたの作った文章、NGフレーズが盛り込まれていませんか?

ちなみに基本的な志望動機の作り方は以下に記してあります。

【保存版】中小企業の事務職に通用する志望動機の作り方
就職活動でのお悩み要素ナンバー1。志望動機に関して他の記事も併せてお読みいただくとより良いかも知れません。

一応文例も。

【保存版】採用を勝ち取る事務職への志望動機の文例集
良質な志望動機を考えました。ぜひご利用ください。でもちゃんと自己分析しないとダメですよ(笑)

 

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志望動機に記入を控えた方が良いフレーズ

以下に挙げた言い回しは絶対に書いて欲しくないので、辛口でコメントしながら挙げていきます(笑)

1.「貴社の将来性や安定性に魅力を感じ」

これは皆が書いてしまいがちな、いわゆる「よく使われるフレーズ」です。
応募者に将来性と安定性なんてわかるのでしょうか?

2.「貴社の企業理念に共感しました」

これも皆が書いてくるフレーズです。
企業側は聞き飽きてますし、企業理念なんてどうせ社長以外ほとんど覚えてません(笑)
書くのなら「企業理念が私の生きざまと一緒です!」とか、もっと踏み込んで書いてください。

3.「貴社の業務内容に興味を持ちました」

興味を持つのは当たり前です。わざわざ貴重なスペースを使って書くことではありません。

だって興味があったから応募したんですよね?

4.「貴社で成長させていただきたい(学んでいきたい)」

中途採用、特に中小企業が求めるのは即戦力です(大企業もですけど)。成長させて欲しいなどと悠長なことを言っている人は必要ありません。

成長しきっている人、つまり即戦力を採用します。

きついことを言いますが、特に30代以降の人がこれを言っているのは論外中の論外です。

5.「一生懸命頑張ります」「仕事への情熱は誰にも負けません」

くどいようですが、中途採用は即戦力です。

会社の利益になりそうな人物を採用します。

精神論なら誰でも言うことは簡単ですし、何より精神論を語られても普通は即戦力だとは思えませんよね。

6.「通勤に便利なため」「希望条件と一致しているため」

通勤に関しては、そんなことは住所を見ればわかります。

それを把握したうえでの志望動機なのです。

自分の都合で志望動機を書かないようにしましょう。

特にパートタイマー志望の方は非常にこのフレーズを使う方を見かけます。

希望条件と一致していると言われる方、希望とより近い会社があったらそっちに行きはしないでしょうね?

7.「長く働ける仕事を探しておりました」

どこぞのサイトが堂々と記入例として上記のフレーズを載せているのを見て驚愕。

しかもそれを良い例だと思ってわたくしが実際に指導している人まで書いてくる始末。

こういうダメ例文を平気で載せているようなところはさっさと消えてくれませんかね?(笑)

これは志望動機ではなく、退職理由や転職理由です。
そして6.と一緒で、自分の都合です。

あと長く働ける仕事なんてみんな探してます!(笑)

8.「事務職は未経験ですが、お役にたてるように頑張ります」

この言葉の真意は「事務職は未経験で最初は使えないと思いますが雇ってください」ということでしょう。

日本人は特に謙虚と言われていますので、つい言いたくなるのもわかりますが、未経験なのは履歴書や職務経歴書を見ればわかることですし、わざわざ不利の念押しをする必要は全くありません。

車を買いに行って「この車まだテスト走行したことないんですよねー」とか「この車は買っていただいても役に立たないかも知れませんよ?」とか言われて買う気は起こりますか?

さらにご丁寧にこの例ですと、5.の精神論までしっかりカバーしているという始末です。

どうせアピールするのならプラスのアピールをして下さい。

 

良い志望動機を作るためのコツ

1.具体的なエピソードを交えて記入しましょう

事務職の志望動機の作り方の記事でも説明させていただいておりますが、エピソードを書くことにより読み手が応募者の人物像を想像しやすくなり、オリジナリティが生まれます。

そして面接においては原稿棒読みがなくなるため、相手に伝わりやすくなります。

2.PRポイントは絞りましょう

あれもできます、これもできます、ついでにそれも完璧です!などとアピールしなきゃという思いが先行して色々アピールする方が見えますが、これは逆効果です。

言いたいことがまとまっていないため、結局何が言いたいんですか?となってしまいます。

3.小さいお子さんがいる方は…

私が指導させていただいていた方に、能力は高いのにお子さんがいることがハンデとなってしまい30社近く書類で落とされている方がみえました。

本人は「まず自分を見てもらえない」とお嘆きだったのですが、志望動機の最後に「○歳の子どもがおりますが、預けられる環境は確保しておりますので仕事に支障はございません」などとそっと加えておけばいいのです。

実際にこれをご指導させていただいたところ、急に書類が通るようになり、もともと能力自体は高かったのためあれよあれよと複数社から内定をもらうことができました。

もちろん嘘はいけませんが、本当にきちんと子どもを預けることができ、かつ書類が通らないという方はぜひとも使ってみて下さい。

 

終わりに

志望動機は真剣に書くとそれだけでかなりの破壊力を見込める場合があります。

ですから、この記事にもある通り、作ったものはさらに磨きをかけていき、妥協することのないようにしましょう。

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