【例文有】退職理由ナンバーワン!?「人間関係」「パワハラ」の場合の答え方

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面接時の退職理由を述べる際、人間関係で辞めたことはたとえ本当の理由であろうが言ってはいけない、というのがセオリーです。

しかし残念なことに、職種を問わずこの人間関係で辞めている方が非常に多いです。

そのため退職理由を考えるのに一苦労、という方も多いでしょう。

事務職に勤めていた方で、人間関係が退職理由の方は特に多いです。
結局事務所内にずっといなければいけないことが多く、自分一人ならまだしも、他の事務の人などと2人きり等であると、その人との関係がこじれたら終わりですよね。
それがまだ同格の人物ならマシな方で、所長だとか上司だとかお局様みたいなポジションの方だとより風当たりもきつくなるため、退職したくなるんだとか。

一口に人間関係と言っても、同僚、先輩後輩、上司部下、社長など…色々な立場の人との人間関係が該当してきます。

またセクハラ・パワハラ・モラハラなども、人間関係の派生版なのですが、理由としては告げてはならないことになっています。

物凄く酷い仕打ちを受けたんだからわかって欲しい!わたしは悪くない!とつい思ってしまうかも知れませんが…

そもそも何故言ってはならないのか?
というところから見ていきましょう。

 

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退職理由に「人間関係」が使えない理由

退職理由を問われた際に「人間関係がこじれて辞めました」と言えない理由は、主に以下の点が挙げられます。

  • また同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われる
  • コミュニケーションが下手なのではと思われる
  • 実は相手ではなく自分に非があったかもと思われる
  • そもそも個人の感情によるところが大きい
  • 単なる愚痴になりがちで、面接官の気分を害す

また同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われる

どのような退職理由でも常に付きまといますが、人間関係での退職においては特にこのように「仮に採用しても、うちでも同じ理由で辞められると困る」と思われてしまいます。

コミュニケーションが下手なのではと思われる

昨今ではコミュニケーションは企業でもかなり重要視されています。
人間関係で退職したとなると、「周りとの調和がうまく取れない人物」「協調性に欠けている人物かも知れない」というレッテルを貼られてしまうかも知れません。

実は相手ではなく自分に非があったかもと思われる・そもそも個人の感情によるところが大きい

相手が悪いんだと思っても、そしてそれが事実であっても、それは面接官にはわかりっこありませんし、自分から歩み寄れば解決したのではないか、実は客観的に見るとあなたに問題があったのではないか、などとも思われてしまいます。

やはりどうしても被害妄想の強い方もいらっしゃいますので、そういう方ですとちょっとしたことで騒ぎ立てたりするものです。
そんなノリで大げさに言ってるだけなんじゃない?などと思われたりもします。

単なる愚痴になりがちで、面接官の気分を害す

友人でも近しい人でもどなたでも結構出すが、愚痴を聞かされて嫌な思いをした方は多いはず。

面接官という赤の他人なら、なおさら聞いてていい思いはしないでしょう。

そして何より愚痴に生産性はないため、「ふむふむ大変でしたねぇ。で、だから何?」となってしまうことは間違いありません。

 

以上の点から、人間関係を退職理由として告げてもプラスの要素は一切なく、マイナスになるということです。

 

人間関係の退職理由はどう上手くいえばいいか

まずは一旦、他の理由を考えてみましょう。
また人間関係がこじれる起因となったものを考えてみると良いです。
原因や場面をよく思い出し、人間関係の問題ではなくて仕事での問題にしてあげるのが良いです。

例えば接客業で売上が思うように伸びずエリアマネージャーや店長などからパワハラじみた扱いを受けたりしたのであれば、「お客様の満足度を重視した接客をメインに行ってはいましたが、売上アップも並行して可能であるように○×な工夫を重ねてまいりました。ですが現場での売上主義に疑問を覚えるようになり、お客様の気持ちがあまりに無視されてしまっていると感じることが増え退職致しました」など。

他にもこんな例を。

  • 「チームで団結して成果を挙げるような会社で働きたいと思うようになり、退職致しました」
  •  「改善提案等の意見を積極的に発言が出来、時には取り入れていただけるような風通しの良い環境で働きたいと思い退職しました」

退職理由全般に言えることですが、答え方例としては、「○○の努力をしたがかなわず、退職を決意した」というようにすることであり、様々な不満や問題において努力や工夫をしたが叶わなかったという流れにすることです。

派生版で、「周りが真面目に仕事をしない」というものがあります。
これも同様に以下のような回答を用意しましょう。

 「周りへの注意喚起や仕事を積極的に行う姿勢を見せ、実行していましたが、改善の余地なく、職場全体が仕事をしているという雰囲気になっておらず、退職を決意しました」

 

終わりに

まとめますと、

  • 人間関係での退職は様々な理由でプラスに働く要素が一切ない
  • 前向きな理由での回答を心掛ける
  • 他の退職理由を考えてみる
  • 人間関係が壊れる原因となった理由を考えてみる

ということです。

人間関係で辞めた方は、言うまいと思っていてもついぽろっと言ってしまう方が非常に多いです。

もしかしたら同情してくれて採用に繋がるかも…?と心の奥底では一縷の望みにかけているのかも知れません。

確かに小さな会社であれば意外と通用するかも知れませんが、小さな会社ほど案外人間関係は大変だったりしますので、シビアに見ていることも多かったりします。

いずれにしろ、前向きに回答することを心がけて下さいね。

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